名無しさん@ピンキー @678


ある日、ガッシュとティオはいつものように清麿の部屋で遊んでいた。
「私にもバルカン、貸しなさいよ〜!!」
「ウヌッ!駄目なのだ!バルカンは私のなのだ!」
いつものようにバルカンの取り合いをする二人。
「ヌオ!!」
「キャッ!!」
しかし、取り合ううちに、バルカンがベットの下に滑り込んでしまった。
「あ〜あ、どうするのよ〜。」
「ウヌゥ・・・仕方がない。私が取るのだ。」
そして、ガッシュは渋々ベットの下に潜り込んだ。
「おお、見つけたぞ!」
バルカンは、割と簡単に見つかった。
しかし、ガッシュが見つけたものは、バルカンだけではなかった。
(・・・このビデオは、何なのだ?)
「どうしたの?バルカン見つかった?」
なかなかベットの下から出てこないガッシュにティオが声をかける。
「ティオ、こんな物を見つけたのだ。」
「何のビデオかしら?ラベルが張られてないわ。」

「ウヌ!では見てみるのだ。もしかしたら、カマキリジョーのビデオかもしれぬぞ。」
そして、二人はテレビの前に並んで腰を下ろした。
「そういえば、さっきベットの下にこんなキャンディーがあったのだ。
ビデオを見ながら食べようぞ。」
そう言って、ガッシュはキャンディーの入った小袋を差し出した。
「ありがと。」
ティオはそれをもらって食べた。
「わあ〜♪おいしい。じゃあ、つけるわよ♪」
ティオが再生ボタンを押す。
「ウヌ!楽しみだの♪」
ガッシュも期待に満ちた表情で、画面を見つめる。
・・が、次の瞬間、画面に向かう二人の表情が凍りついた。
そこには、裸で絡み合う一組の男女が映し出されていた。
(な、何よコレ!!)
(この者達はいったい何をしておるのだ?)
しばらく呆然と画面を見つめる二人。
(・・・清麿ったら、こんなの見るの?)
唖然とするティオ、だがその時、彼女の体に変化が表れた。
(・・・体が・・熱い・・・)

「ヌ?ティオ、どうしたのだ!?顔が赤いではないか!!」
ティオの異変に気づいたガッシュがティオの顔を覗き込む。
(なんか私、ガッシュのコト・・・)
その先の言葉を頭に浮かべようとした時、ガッシュのひんやりとした手が、
ティオの額に当てられ、ティオは我に返った。
(・・・わ、私ったらこんなときに何考えてるのかしら!)
しかし、自分を保とうとするティオの意識に反し、体の熱は増していった。
自分の脈拍が聞こえる。体の奥が疼き、頭の中が白くなっていく・・・
「すごい熱なのだ!今何か冷やす物を・・」
「・・・ガッシュ・・」
立ち上がろうとしたガッシュにティオは抱きついた。
「ヌオォォォッ!!!」
思わず悲鳴を上げたガッシュをティオは構わず押し倒し、唇を奪う。
「ん・・ガッ・・シュ・・好き・・・。」
「ん、んん〜むむむぅ〜。」
突然の告白に驚き、言葉を返そうとガッシュが口を開くと、
突然、ティオの舌が滑り込んできた。

(どうして私、こんな事を・・でも何だか気持ちいい。)
(どうして私がこのような目に・・く、苦しいのだ。)
ガッシュは苦しさのあまりティオを突き放そうとするが、
ティオはものすごい力で抱きしめてくる。
(このままでは、ティオに絞め殺されてしまうのだ・・そうだ!)
生命の危機を感じたガッシュは、ティオの力を緩めようとわき腹をくすぐった。
「ひゃう!」
突然の鋭い快感にティオはビクッと仰け反った。
その過敏な反応が面白く、ガッシュはさらにくすぐり続ける。
「あっ・・ガッ、はうっ!ガッシュ、や、あ・・やめっ」
(もう、止めて!!変になっちゃうよぉ。)
「嫌なのだ。さっきのお返しなのだ。」
ティオの願いもむなしく、ガッシュはその手を止めようとしない。
(こうなったら・・・)
「ウヌッ!!!!!」
ガッシュは突然ティオに自分自身を握られ手を止めてしまった。
(ガッシュのココ固くなってる・・・)
そう思った瞬間、ティオは自分の体がさらに熱くなった様に感じた。
(私、どうしたら…体が火照って…)
この手の知識の無いティオはこれ以上どうしたら良いか分からなかった。
(‥あ〜どうしよう…)
ふとティオがテレビの方に目をやると、そこには男性に跨り、
腰を振る女性の姿が…二人ともとても気持ち良さそうだ。
それを見たティオは閃いた。
(…これだわ!)
今の彼女には、もうまともな判断ができなかった。
「‥もうダメ、ガマンできない…」
ティオはそう呟くと、自らの服を脱ぎだした。
「ティオ!!どうしたのだ!?」
驚くガッシュ。
「どうもこうも無いわガッシュ!とにかくもうダメなの!!」
そう叫ぶなりティオは再びガッシュに飛びつき、そのまま押し倒した。
「ヌォ!!」
ガスッ!と鈍い音がした。ガッシュが後頭部を強打したらしい。
ガッシュは意識を失った。


数分後。
(‥…ウ‥ヌ……)
ぼんやりとだがガッシュに意識が戻ってきた。
ハァハァという誰かの荒い息と、グチャグチャという湿った音が、
ぼんやりと聞こえてくる。
(…確か、私はティオに押し倒されて…
ウヌ?何か腰の辺りがムズムズするのだ?)
異常を感じ、ガッシュは頭を起こした。
そして、また驚いた。
「ヌオォォォォォ!!!」
そう、いつの間にか自分の服が脱がされているのである。
しかも、同じく裸のティオが自分の腰に跨り、
ガッシュの分身を体に出し入れしているのだ。
「あっ、ガッシュ‥気が付いたのねッ…んあッ!‥よ、良かったわ」
「ティ、ティオ!!いったい何をしておるのだ!?」
ガッシュは混乱状態に陥っている。
「な、何って、あのビデオのマネをしているだけよ」

「ねぇ、ガッシュ…き、気持ちいい?」
そんな事を訊かれても、ガッシュにはよく分からない。
「よ、よく分からぬのだ。
こんな感じ…生まれて初めてなのだ」
そのとき、突然ガッシュの背筋に電流が流れ、
尿意に似た感覚がガッシュを襲った。
「ウッ!…な、何かが…何か出そうなのだっ!」
その感覚を少しでも紛らわそうと、ガッシュは激しくティオを突き上げた。
「はうっ!ガッシュ…やめっ…は、激しすぎるっ‥よぉっ!」
ガッシュの激しい動きに反応するかのように、
ティオの胎内が、ガッシュの分身を締め付ける。
「ティオっ!そんなにしたらダメなのだ!!
もっ、もう出ちゃうのだぁぁぁっ!!!」
「ガッシュ…私…へ、変になっちゃうよぉぉぉぉぉっ!!!」
ティオはびくん!と体を仰け反らした。
すると、ティオの胎内もより一層強くガッシュを締め付けた。
「ヌォッ!!!!!」
ティオの強力な締め付けに、ガッシュはティオの胎内で果てた。

「ハァハァ…疲れたのだ‥もう止めにしようぞ」
ガッシュはそう言うと、ティオを自分の体から降ろそうとする。
しかし、ティオは、
「な〜に言ってんのよ、まだまだこれからよ♪」
と言うなり、ガッシュの分身を口で銜えた。
「な、何をするのだ!そこは汚いのだぞ」
ガッシュは止めさせようとするが、
「いいから、私に任せて。ガッシュは黙って見てなさい」
ティオはそう言ってガッシュの分身を銜え直すと、
頭ごと上下させて扱き出した。
(ん〜でも、いざやってみると、変な味)
だが、我慢して続けた。そんなティオを見ているうちに、
ガッシュは興奮を覚えていた。
(ティオが私のおちんちんを舐めてるのだ。ドキドキするのだ)
今、ティオの懸命な奉仕によって、ガッシュの分身は再び力強く立ち上がったのだった。
「これならもう大丈夫ね」
そう言って、ニコッと笑うティオ。
ガッシュにとっては、惨劇の始まりだった。


それから30分が過ぎた…

始めの10分位は、まだガッシュは喋る事ができた。
「うう…ティ‥オ…も、もう止めて欲しいのだ…」
「何言ってんのよ!男の子なんだからもっとがんばりなさいよ」

20分を経過した頃、すでにガッシュに言葉は無かった。
ただ、時々「ウヌゥ…」とか「ヌオォォ‥」といった感じの
弱弱しい呻き声を出すばかりであった。

そして今、その微かな呻き声すらガッシュから奪われていた。
すでに10回以上射精し、
いくら魔物のガッシュと言えども体力は尽き果て、その顔には表情すら無い。
「もうガッシュは、限界みたい…」
ティオはガッシュが果てる度に、舌を駆使してガッシュを復活させてきたが、
もうガッシュの分身もピクリとも反応しない。ティオは溜め息をついた。
「どうしよう‥全然物足りない…」

その頃、清麿はいつもより遅く帰宅した。
(水野に教えるのは疲れるな…)
どうやら鈴芽に勉強を教えていたようだ。
(…まあ、あっちの方は覚えがいいんだけどな)
…どうやら、教えたのは勉強だけでは無いようだ。
「ただいま〜」
家の中は真っ暗である。
(そうだ、今日お袋、泊まってくるとか言ってたな。ガッシュに飯作ってやらないとな)
「ガッシュ〜。メシにするぞ〜」
しかし、返事が無い。
(おかしいな。俺の部屋で寝てんのかな?)
すると、一部屋だけ明かりが点いている部屋があった。
(何だ、起きてんじゃん)
「お〜い、ガッシュ、メシだぞ」
返事が無い。
「どうしたんだ?」
清麿は少し不審に思いながらもドアを開けた。
「おい、ガッ…」

そこまで言いかけて、清麿は硬直した。
なんと、裸のティオが、同じく裸のガッシュの上に跨っているではないか。
しかも、ガッシュはすでに息も絶え絶えといった様子で、
ピクリともしていない。
逆にティオは、とても生き生きとしている。
「あっ清麿、お帰り〜♪」
「ティオ…コレは一体…」
「ああ今、ガッシュと清麿のビデオの真似をしてたの♪」
笑顔で答えるティオ。
「でも、ガッシュがバテちゃって…
そうだ、清麿、ガッシュと代わりなさいよ」
「…え?」
清麿は凍りついた。
(…まさか、俺もガッシュみたいに…?)
魔物であるガッシュですらこの有様である。
人間の自分なら死にかねない。

(い、嫌だ!まだ死にたくない!!)
清麿はにげようとしたが、
「ダメよ清麿。元はと言えば清麿のビデオのせいなんだから。
ちゃんと責任取りなさいよ」
そう言いながらもティオはすでに
ズボンから清麿の息子を取り出し、握り締めていた。
その握力の余りの強さに、清麿は自分が逃げられない事を悟った。


〜完〜

左メニューが表示されていない方はここをクリックしてください