名無しさん@ピンキー @204


「恵ーはやくでかけましょーっ!」
「まだ時間あるじゃない……ちょっと待ってよ」
そういいながらタンスの引き出しとにらめっこする恵。
その引き出しの中には沢山のパンツが綺麗に詰められていた。
「ティオやガッシュくんがいるからそんな事にはならないと思うけど……」
一つのパンツをとりだす。赤い覆う布地が極端に小さい物であった。
「これはちょっといきなりすぎよね……」
といいつつもこのパンツを一枚で清麿の前にいるところを想像するとドキドキしてしまう。
「清麿くんにはしたないと思われちゃうかな……」
そのパンツは今日の所はあきらめて違うパンツを取り出す。
「黒のレースか……ちょっとアダルトすぎるかな……」
清麿は頼りがいがあるとはいえまだ中学生。それほど進んでるとも思えなかった。
「めーぐーみー!」
待ちきれないという感じででティオが部屋の外から呼ぶ。苦笑いしながら恵が応える。
「んもうっ……今行くから」
とりあえず今履いてる自宅用の木綿のパンツに手をかけ膝まで
おろしたあたりで足を抜く。股間にはきっちり処理されている陰毛が恵の肌とのコントラストを
強調するかのように生えている。下半身裸のままさらに履くパンツに逡巡しながらも
結局黒のレースを選択してはき出す。先ほど木綿よりも切れ込みが深かったが、
処理のラインが見えることは無かった。
「よし……大丈夫みたいね」
レースにうっすらと透けて見える陰毛も黒のレースのせいでそんなには目立たない。
そそくさと昨日の夜これまた悩みに悩み抜いていた出かけるときの服を着込む。
こちらは目立たぬように清麿に印象いいようにと余計に気を遣っていたからだ。
「さて行きますか」
清麿の顔が浮かぶ。
「でもいつか……赤いヤツ履いてびっくりした顔みたいかな……」
ふふと笑いながら部屋を出る。
「ティオお待たせ!」
「おそーい! ジェットコースターが逃げちゃう!」
「逃げないってば」
わくわくした気持ちで二人は清麿とガッシュの待つ遊園地に向かったのであった。



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