◆WNCTZRfj36 @830


 「恵さん! こっちだ、早く!!」
 「え、ええ、清麿くん!」
 日曜の夜8時頃。モチノキ遊園地近くの商店街で、高嶺清麿が女の子の手を引っ張りながら逃走していた。
 「清麿、どうするのだ!?」
 「とにかくどこかに隠れなきゃ!!」
 二人の許にはパートナーのガッシュとティオがいた。
 とにかく暗闇の中を四人が必死に逃げていた。
 何故か? それは四人をとある一団が追ってるからだ。
 “大海恵が逃げたぞ!”“追え、追うんだ!”“恵の熱愛現場をスクープするんだ!”
 そう。超人気アイドル・大海恵のプライベートを追う芸能レポーター関係者だ。
 この日、恵とティオは密かに清麿&ガッシュとモチノキ遊園地でデートをしていた。
 途中タッグバトル等のトラブルはあったが、午後は楽しい一時を過ごした。
 しかし帰路につく途中、恵がサングラスを落っことしてしまい、勘の鋭い幼女がそれを見て大声で叫んでしまったのだ。
 “あっ、おおうみめぐみだ!!”
 しかも運が悪いことに、そこには別のスクープにと芸能レポーター数人も帰路につこうとしていたのだ。
 辛うじて四人は彼らのフレームにおさまることなく暗闇の商店街に紛れ込んだのだが、食いついたら放さないピラニアまがいの連中だ、今尚執拗に追っているのだ。
 何せ清純派で、なおかつ生まれて彼氏イナイ歴をリアルで続けている事で有名な大海恵の“デート現場”であるのだ。マスコミが食らいつかない筈が無い。
 そして四人は遂に、行き止まりにぶつかってしまった。
 「行き止まりなのだ!!」
 「もうどうするの、清麿!!」
 愕然とする清麿と恵の前で、ガッシュとティオが慌てふためいた。
 「仕方ないわ、清麿君!」
 恵は朱色の魔本を手にした。
 「ああ、仕方ねえ」
 清麿も魔本を手にした。もしここで捕まったら、醜聞以上に魔本の機密性が保てないと瞬時に計算したのだ。

「マ・セシルド!!」
 恵の叫びでティオは第3の術を放った。この巨大な盾は追跡者達の前に立ちはだかり、彼らを弾き返した。
 “うわっ!”“いたた!”“何だこの壁は!?”と、向こうで追跡者達の悲鳴が轟いた。
 一方、その逆方向の前方では清麿が叫んだ。
 「ザケル!!」
 ガッシュの口から第1の呪文の電撃が放たれた。するとそれは、眼前のブロック塀を吹き飛ばした。
 「やったわ!」
 「よし、今だ!」
 見事なチームワークで突破口を作った四人は、そのまま逃げていく。そして、ちょいといかがわしいホテルに目が止まった。
 「ウヌ、あそこに逃げ込むのだ!!」
 そこがどんな場所か知らないガッシュが叫んだ。
 だがそこがどんな場所か熟知している恵は赤面、そして清麿は激怒した。
 「バカ、あそこがどんな場所かわかってるのか!?」
 だが、また追跡者達が追ってくる気配がした。ティオは、ふと時計を見た。
 「清麿、恵、ジタバタしてる時じゃないわ! ここは私とガッシュが囮になって逃げるから、清麿と恵はここに隠れてて。そして10時になったら、とにかく駅前で集合よ。わかった!?」
 ティオの必死さに、清麿と恵は頷いてしまった。
 「ガッシュ、いい、とにかく逃げて、あいつらをまくのよ!!」
 ティオはガッシュの手を強引に引っ張ってつっぱしり始めた。
 「ウ、ウヌ、とにかく清麿、隠れておるのだぞ!!」
 引っ張られたガッシュの姿が遠くになる。
 “子供二人を見つけたぞ!!”“大海恵と男の姿はどこだ!?”“とにかく先に子供を捕まえよう!! あいつらから恵と男の居場所を聞きだすんだ!!”
 そして暫くして、レポーター達は、いかがわしいホテルに隠れた二人に気付かず、ガッシュとティオの後を追っていた・・・。


 「ふう。ひとまずはまいたか」
 何とか年齢を詐称し、一部屋借りることに成功した清麿がベッドに腰掛けて一息ついた。
 その隣には、恵も腰掛けた。
 「ごめんね、清麿君。折角のデートなのに・・・」
 「仕方ないさ。恵さんの立場上、覚悟していたことだから・・・」
 ちょっと表情が暗かった恵に、清麿が励ますように言った。
 だが恵は俯いたままだ。
 「ねぇ、清麿君・・・」
 「え? 何?」
 「私・・・、芸能界、引退しようと思うの」
 「え・・・?」
 清麿はイキナリの一言に愕然としてしまった。
 「だってそうじゃない! 私は皆に夢に与えるために、この仕事を一生懸命やってきたわ! でも、普通の女の子みたいにデートもできない!」
 「・・・」
 「折角作った休みも、こんな事になるなんて・・・、ティオだけじゃなく、ガッシュ君や清麿君にまで迷惑かけて・・・、もう、もうこんな辛い事に耐えられない!!」
 セキを切ったかの様に恵は叫び、顔を両手で覆ってしまった。
 肩も震えている。
 足元には瞳からの雫が静かに落ちた。
 “純真な女性の涙”とは余り縁の無い生活をしてきた清麿は、困惑してしまっていた。
 だがここは、彼女を、恵を悲しみから救ってやりたい。そんな気分で一杯になってしまっていた。
 「め、恵さん、落ち着いて、そりゃ辛いこともあるさ、だけど、」
 清麿は恵の正面に回って叫んだ。
 「だけど俺は、そんな頑張ってる恵さんだからこそ、応援しているんだ」
 恵の肩の震えが、止まった。

 「俺は・・・、俺は・・・」
 清麿は幾分か躊躇した後、覚悟を決めた表情で声を飛ばした。
 「そんな恵さんが、好きだ!!」
 恵は、おそるおそる手を下げ、顔を露わにした。
 「清麿くん、それって・・・」
 清麿は、ゴクリと息を飲んだ。勢いで言ってしまった。だけど、確かに本音だった。
 「清麿君、その“好き”って、私がアイドルだから? それとも、普通の女の子だから?」
 恵は、じっと清麿の目を見つめていた。その瞳は、まさに純真な娘の眼差し、そのものだった。
 それを前に清麿は、本音をぶつけるしかなかった。
 「ふ、普通の女の子だからだ!!」
 それを聞いた恵は、再び目を閉じ、清い涙を露わにした。
 「嬉しい・・・、清麿君にそう言って貰って嬉しい・・・、魔本を持って闘う辛さを知ってる清麿君からそういって貰うと・・・」
 恵の涙は、嬉しさの余りのものだ・・・、清麿はそれを知ってホッとした反面、かなり重大な言葉を放ってしまった事に、少し不安になってしまった。
 (アイドルに告白して、その気にさせてしまった・・・)
 清麿の本音だ。だが、恵が好きだという気持ちに、ウソは無かった。
 暫しの沈黙。
 だが均衡を、恵が破った。
 「キスって・・・、どうやるのかな?」
「え・・・えぇっ!?」
 清麿は突然の言葉に驚愕した。
 だが恵の瞳は真剣だ。まさに一途な生娘、そのものだ。
 リアルで彼氏イナイ歴の恵。そんな恵にとって、初めての白馬の王子様は、まさに清麿だったのだ。
 そしてヒッキーだった清麿に彼女はいない。水野は・・・アレは妹分みたいなもんだし。
 そんな二人の今の瞬間。初めて互いを「異性」と意識した瞬間だった。

 「清麿君・・・」
 恵は目を閉じ、唇の先を尖がらせた。それが何を意味するのか。“男”の清麿は既にわかっていた。
 だけどアイドルと・・・、あまりの空前絶後の状態に清麿の脳裏はパニック寸前であった。
 「め、恵さん、俺・・・」
 「清麿君、本当に私が好きなら、私を“普通の女”と認めて」
 恵は瞳を閉じたまま、叫んだ。既に恵は、覚悟を決めているようだ。
 「恵さん・・・、ちょ、ちょっとだけだよ・・・」
 初めての事に意を決した清麿。
 その清麿は、震わせながら恵の口に近づき、寸での所で目を閉じ、そして自分の唇を恵のそれに触れさせた。
 だが恵は顔を更に近づけ、キスを濃厚にした。
 「う・・・」
 清麿は恵の余りの積極性に戸惑いつつ、口付けを続けた。
 恵の事が、いとおしく感じられたから・・・。
 いつしか二人の気持ちは、完全に連動していたのだ。
 「ふぅーっ」
 「ハァハァ」
 やがて二人の口が離れ、荒い息とともに、眼が開かれた。
 そしてほぼ同時に、二人は抱き合っていた。
 「私・・・、清麿君の“彼女”になりたい」
 「え・・・」
 恵はわざとベッドの上に仰向けに倒れた。ちょうど清麿が彼女に覆い被さる様な状態だ。
 そう・・・、清麿が自分と“契り”を結び易い姿勢になったのだ。
 そしてその清麿は、恵の豊満な胸に顔が埋まる様な姿勢になっていた。
 「う、うわ、恵さん、や、やばいよ、いくらなんでも!!」
 清麿はあがいた。だが恵の両腕は、シッカリと清麿の後頭部を掴んでいた。
 「確かにやばいかも・・・、でも、でも、」
 恵の瞳は、相変わらず清麿のそれを見つめている。
 「今、この時を逃したら、私は清麿君の“彼女”でいられなくなるかも・・・」
 清麿はその眼差しを見て、暴れるのをやめてしまった。

 未成年者がこんなトコでこういうことをするのは、まさに禁忌行為だ。
 だが、そのために恵を悲しみのドン底に叩き落していいものか・・・? 清麿はその点が気になってしまったのだ。
 「ねぇ、清麿君、生まれたままの姿になって」
 「・・・」
 清麿の脳が、真っ白になった。
 「私、生まれたままの姿で、好きな人と一つになりたい」
 恵は仰向けになったまま、服を脱ぎ始めた。
 清麿はその恵の、余りにも大胆かつ一途な行為に、理性が吹き飛んでいた。
 「め、恵さん・・・」
 勢いというものだろうか。
 二人は、次々服を脱ぎ始めた。
 恵が下着姿になった。ブラもパンツも清潔な白だ。
 その美しい異性の刺激的な姿に、清麿は鼻血の出る勢いに耐えていた。
 一方、清麿もトランクス一枚となった。
 恵は意外とシッカリとした清麿の筋肉に、興味を示していた。
 男というものを良く知らなかったのだろう。とにかく眼差しがものめずらしそうだ。
 そして恵は、ブラをとった。やや豊満な胸は、ちょっと恥ずかしげなのか、両腕で隠したままだ。
 清麿は、その様子を見入ってしまっていた。何せ、成長した女性の着替えといえば、母のそれしか実体験が無い。
 それだけに、乳房を露わにせんばかりの女性、しかも現役アイドルの大海恵の肢体だけに、まさに夢幻の如き光景だった。
 だが・・・これは現実だ。

 「清麿君・・・、一緒に、なりましょう」
 「あ、ああ・・・」
 二人は同時に、下半身につけていた下着を、脱いだ。
 『!!』
 二人は、互いの生まれたままの姿に硬直した。
 何せ、互いに同じ年ごろの異性の一糸纏わぬ姿を初めて見たのだ。驚天動地の心境だろう。
 清麿は恵の豊満な胸と、その先端の美しい桃色の乳首、そして自分とは違う秘所に目を奪われていた。
 逆に恵は、自分には無く、初めてリアルで見る清麿の男としてのシンボルに、衝撃を受けていた。
 (これが、女の子の体なんだ・・・)
 (男の子のあそこって、そうなってたの・・・)
 二人は暫し立ち尽くし、そして、自ずと歩み寄った。
 (俺は・・・俺は・・・)
 (私は・・・私は・・・)
 (恵さんが・・・恵さんが・・・)
 (清麿君が・・・清麿君が・・・)
 『ほしい!!』
 再び、清麿が恵の上に覆いかぶさった。

 「あっ!!」
 清麿は男の本能に正直に、恵の両胸を揉みしだいた。
 自分には無い、女性の特徴をあらわすもの。
 それを思いのままもみしだくのは、男として当然の行為だった。
 「あっああ、あ!!」
 恵が、痛みと快感を同時に味わうかのような叫びを上げた。
 相手のイヤらしい行為。だけど、その相手は自分を認める大切な人。
 その人の行為に、妙な快感が押し寄せてきたのだ。
 「ひゃう!!」
 恵が胸をみやると、清麿が左の乳首を口に含んでいた。
 その姿は、まさに母親の乳を吸う赤ん坊の様だ。
 やはりこれも、清麿の男としての本能だ。かつて赤ん坊の頃、母と同じ様な行為をしていた清麿。
 女に甘える行為を象徴した愛し方だ。

 「うっぅう・・・!!」
 恵の頬が赤らんでいく。大切な人によって快楽が押し寄せてくる。この女としての悦びは、アイドルのままでは決して得られないものだ。
 やがて清麿の顔は、自身の股間へと下がっていった。
 「あ・・・」
 恵はその事に気付いてハッとした。快感の余り、“濡れた”ことに気付いたのだ。
 「清麿君、ちょっとまって、そこ、汚いから・・・」
 だが今の清麿には、無問題であった。男の本能には、そういう配慮は通じない。
 「キレイだ、キレイだよ、恵さん!!」
 清麿は一寸強引に恵の両脚を広げ、彼女の秘所を露にした。そしてそこにも、自分の顔を埋め、秘所を吸い始めた。
 「あああああ、ああーーっ!!」
 更に強まる清麿からの快感。自分の大切な所に、愛しの王子様が求めてきている。
 (もう、何を捧げてもいい・・・)
 恵の決意は揺ぎ無いものとなった。
 「ねぇ、清麿君・・・」
 「何?」
 清麿がふと手を止めると、顔を上げている恵の瞳を見た。
 「私の大切なものを、貴方に捧げたいの。お願い」
 頭のいい清麿は、それの言葉に直感した。女にとって大切なものとは何か。そして捧げるものとはなにか。
 医学的には、知っていた。実践は皆無だが・・・。
 「あ、ああ・・・」
 清麿は、もう恵がいとしくてたまらなくなっていた。そして、アナコンダのように太く硬くなっていた自分の“モノ”を掴み、彼女の秘所にあてがった。
 「ぐうっ!!」
 「あっああ、ああぁーー!!」
 清麿のうめきから間髪入れて、恵が叫んだ。

 勿論、恵は処女だ。だからその「膜」が破られるのも初めて。
 いくら相手が優しい清麿とはいえ、契りを結ぶ代償として破爪の痛みには耐えねばならなかった。
 「め、恵さん!?」
 ふと、清麿の行為がとまった。性欲より恵の体が心配になったのだ。
 恵は涙をこらえつつ、肩を震わせ、痛みに耐えていた。
 「いいの、続けて・・・、後悔したくないの、清麿君に捧げたいの!!」
 「恵さん・・・」
 清麿は続けた。恵の耐えを無駄にしたくなかったからだ。
 「う、あああぁぁ!!」
 恵の秘所から愛液と、血が流れ始めた。清麿が初めての相手と指し示す“純潔の証”だ。
 恵は清麿に処女を捧げた。と同時に、清麿の童貞も恵によって喪失した。
 二人が身体的に「男」と「女」になった瞬間だ。二人は互いの生殖器が一つになった状態にいる。
 「め、恵さん、俺・・・」
 「清麿君、やったね、一つになれたね・・・」
 二人は、再び熱く深く口付けをする。そして体を上下に動かした。
 「ううっ、うっ、うっ!!」
 完全に二人は、獣の様な行為に我を忘れていた。
 そして、清麿のシンボルには、男の生殖行為としては当然の現象が起こっていた。
 「うぁ、ああ、め、恵さん、俺・・・、俺!!」
 恵も、清麿がどういう状態にいるのか、勘が働いた。だが敢えて、そのまま清麿にしがみついていた。

 「清麿君、お願い、出して!! 中に出して!! 妊娠してもいいの!! アイドルは引退して、貴方と結婚して子供を生むから!!」
 「うわぁぁぁぁ!!」
 どくっどくっどくっ!!!
 「あああぁ、ああああぁぁーっっ!!」
 清麿の大量の精液が、恵の膣内に注ぎ込まれた。
 清麿は全てを出し切った快感で顔がほころび、恵も全てを受け入れた充足感で笑みを浮かべていた。
 そして二人は同時に、果てた。
 この行為で、清麿の子種が恵の中に宿ったかもしれない。
 だが今は、そんなことよりも結ばれた瞬間のことで、二人は幸せの絶頂にいた。

 そして。二人はシャワーを浴びた。暫し沈黙していた二人だが、清麿が重い口を開けた。
 「ねぇ恵さん・・・」
 「・・・何?」
 「俺・・・その、中に、出しちゃったけど・・・」
 天才の清麿は、その行為が医学的にどのような結果を招くのか、予想がつくのだ。
 恵は悪戯っぽく笑って、そして答えた。
 「そうねぇ・・・、私のお腹に清麿君の子供が宿ったかもね」
 「・・・」
 硬直した清麿を前に、恵が続けた。
 「そして、私の名前は“高嶺恵”になって、男の子が生まれたら“我守”、女の子が生まれたら“貞緒”って名付けて、幸せに暮らしたいな・・・」
 「・・・」
 中学生なのに父親になってしまう恐怖に、清麿は愕然としていた。

 だが、恵はくすっと笑うと、お湯で濡れた体をバスタオルで拭き始めた。
 「安心して、清麿君。今日は安全日だったから・・・。でもね、このことがバレて芸能界でやっていけなくなったら、その時はお願いね!!」
 清麿はふと我に帰った。
 もしかして恵は、アイドルを引退して幸せになるため、自分とこのような事をしたのだろうか?
 だが、それでもいい。自分と結ばれて恵が幸せになるのなら本望だし、それまでは恵はアイドルとして輝き続けよう。
 そして王を決める争いが終った後でも、共に行き続けるパートナーがいる・・・、それは清麿にとっても、恵にとっても、幸せなことだ。
 「あ、清麿君、もうすぐ10時よ! ティオ達と合流しなきゃ」
 「ああ!」
 二人はいかがわしいホテルの裏口から出て、一路駅へと突っ走った。そしてマスコミをまいたティオ&ガッシュと合流した。
 
 ・・・こうして、4人のなが〜いデートは終った。だけど、清麿と恵の絆は、まだ始まったばかりだ。
 清麿と恵の先には、いかなる運命が待ち受けているのか。それは、また後の話・・・
(了)


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