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魔界王決定戦から五年後。王様はブラゴになった。
そして、魔界と人間界の行き来が自由となる。
ガッシュ(11歳)は高嶺宅に泊まり込んでいた。
「なんなのだ?『ナントか力ドリンク』??」
清麿の引き出しから、箱が出てくる。
『精力ドリンク』と書いてあるがガッシュには読めない。
おもむろにふたを開けてみる。
「おお、ジュースではないか!!」
箱には十本のビンが入っている。
「けちだのぅ、清麿は。」
ガッシュは精力ドリンクを六本程飲み干す。
「後は清麿に残しておくのだ。いくぞ、バルカン!!」
お弁当のおにぎり(自作)を五個持って公園に向かう。
「待ちなさい、ガッシューーー!!!」
「やめるのだ、なおみちゃん!!!」
自転車でガッシュを追いかける。
あの車はサイズが小さくてもう乗れない。
「私のドライビングテクから逃れられるとでも思っているの!!!」
その時自転車は石につまづき派手に転ぶ
「は、速くどこかに隠れるのだ。」
ガッシュは花壇の傍にある木に隠れる事にした。
「助かった・・・」
「ガッシュ・・・?」
ふと、懐かしい声がする。
思わずその方向に振り返る。
「コルルではないか。久しぶりだのう。」
「やっぱりガッシュだ。」

再会した二人は他愛の無い話で盛りがる。
「ねぇガッシュ、今日暇?」
「ウヌ。暇だが、どうかしたのか。」
「もしよかったら植物園に行かない?」
「本当か、コルル。それなら早速行こうではないか。」
コルルの顔に笑顔が見える。
しかし、ガッシュに迫る魔の手はすぐそこまで来ていた。
「見つけたわよ、ガッシューーー!!」
「なおみちゃん!!?」
「さぁ、早く向こうで追いかけっこしましょう。」
ガッシュの服を掴み引っ張る。
恐怖のあまり声すら出せないガッシュ
「ダメよ。ガッシュは私と植物園に行くんだから。」
「あら、約束してても私にはこれがあるのよ。」
なおみちゃんはそう言うと薄汚れた折り紙を取り出す。
それには「一日お遊び券」と書いてあった。
「フフン、これがあれば一日中ガッシュといろんな事して遊べるのよ」
勝ち誇った顔を見せる。
「なおみちゃん、それはもう期限切れなのだ。」
紙には小さく「2003年9月1日まで有効」と書かれていた。
さっきまでの行動がおかしくてコルルもガッシュも笑いを堪えている。

「なっ、何よ。とにかくガッシュは私と遊ぶんだから!」
「何言ってるの、約束をしてたのは私の方よ!!」
口論が始まる。そうしている内にこれから始まる事件の役者がこの公園に集まってくるのだ。
「ガッシューーー、何やってんのよーー!!」
ピンク色の髪で活発そうな女の子が駆け寄ってくる。
「ティ、ティオ!!?何故ここに・・・」
「何故って、今日動物園に行くって一週間前に約束したじゃない!!」
コルルの視線が痛い。まるで「どういうことよ」とでも言いたげな目だ。
「忘れてのだ・・・・」
「なんですってーー!!!」
ティオの手がガッシュの首に向かって伸びる。
「ちょっと何よ、あんた。ガッシュは私と遊ぶのよ。引っ込んでなさい。」
「引っ込むのあなたよ。今日と言う日を楽しみにしてたんだから!!」
ティオの気がそれて、ガッシュは無傷ですんだ。今日程なおみちゃんが有難く見える日はない。
だからと言って、この先始まる事件を止めた訳ではない。
「私だって今日、ガッシュと植物園に行く約束をしたのよ。」
口論はますますヒートアップしていく。
ガッシュはただ、「早く終わりますように」と祈っていた。

ガッシュの祈りも通じなく、最後の役者が公園に来た。
「やっぱりここに居たわ。愛しのガッシュちゃん。」
「パティ・・・何しに来たのだ?」
パティとは約束事はしていないが、念のために聞く。
「何って・・・今日は私とモチノキデパートに行く約束じゃない。」
後ろから凄まじいオーラを感じる・・・
誤解を解かなきゃ後ろの三人に何をされるか解ったものじゃい。
「あの・・・パティと約束した覚えはないのだ・・・」
「あれ?清麿から聞いてないの?」
清麿? 疑問が残るが、話を続けてもらう。
「二日前にガッシュちゃんの家に電話して、でもガッシュちゃんは居なくて、
清麿に明後日モチノキデパートに行こうってガッシュちゃんに伝言頼んだのよ。」
「清麿・・・言い忘れたのだな・・・・」
清麿に怒りを覚える。
正直に言うと一発殴ってやりたかった。
「まぁ、いいわ。速く行きましょ、ガッシュちゃん。」

ガッシュの手を引っ張る。が、進まない。
反対側の腕をティオ・コルル・なおみちゃんが掴んでいた。
「なによ、あんた達・・・」
「「「ガッシュは私と遊ぶの!!!」」」
パティを含め、その口論は止まることを知らない。
ガッシュは諦めたようで、すぐ終わるだろうと傍観的に口論を見ていた。
「あんた達なんかより、私の方がガッシュちゃんに相応しいんだから!!」
「何言っているのよ!!?」
「見てなさい、私はガッシュちゃんにこんな事も出来るんだから!!」
パティはガッシュに口付けをする。
「!!!!??」
いきなりのキスに何もできないガッシュ。
「何よ。唇をくっつけるだけじゃない。」
なおみもガッシュに口付けをする。
抵抗するが、腹部に拳を入れられる。
「それくらい・・・私だってできるんだから!」
コルルはガッシュを抱きしめ、優しく口付けをする。
引き剥がそうとしたが、もがけばもがく程コルルの腕に力が入る。
三人のキスが終わり、残すはティオのみとなった。
「いよいよ私ね・・・」
深呼吸する。ガッシュはその隙をついて逃げ出した。

逃げ出したガッシュは後ろを振り返る。
ティオが居ない。
「どっ、どこに居るのだ・・・」
「ここよ・・・・・」
ティオはガッシュの前方に周り込んでいた。
気付いた時にはもう遅かった。
「せいやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ヌオァァァァ!!!」
ティオの大外刈りが綺麗に決まる。
「ねぇ、ガッシュ。」
「ヌ、なんだ・・・」
全身の痛みに耐えるガッシュ、ここですでに逃げる事が不可能と思い知らせれる。
「私とキスするの、そんなに嫌?」
「そんなこと・・・ないのだ・・・」
「じゃあなんで逃げたの!!」
「ウヌウ・・それは・・・・え〜っと・・・・・」
返答に困る。下手をすれば今日が命日になるかもしれない。
そんな事を考えるガッシュにティオ圧し掛かる。
「じれったいわね、もういいわよ!!」
ティオはガッシュに口付けをする。
「みんな結構やるじゃない。
こうなったら、誰が一番ガッシュちゃんを感じさえるか、勝負よ!!」
「わかったわ。受けて立とうじゃないの!」
「フン。この私に勝負を挑もうなんて、1000年早いわよ。」
「上等よ!!恵から教わったテクニックを見せてあげるわ!!!」
「え・・・ちょっと・・・本気なのか・・・・???」
「「「「本気よ!!!!」」」」
あまりの剣幕にビビリまくるガッシュ。
彼はこの後どうなるのか・・・・

ガッシュ・コルル・ティオ・なおみちゃん・パティの五人は清麿の家に来ていた。
流石に公園でHする訳にもいかないので、家に移動することになった。
「ここが私とガッシュちゃんの愛の巣ね?」
「そんな訳ないじゃない。いいから、入るわよ。」
ドアを開けて家に入る五人。
唯一の男子、ガッシュはこの上ない絶望を抱えていた。
「お帰りなさい。あら、この娘達はガールフレンド?」
「う、ウヌ!そうなのだ!!」
よかった。曄殿が居たのだ。
これではティオ達もHな事はできるはずがない。そう思った。
「そうそうガッシュちゃん。今日清太郎さんが家に帰ってくるんだけど、
空港まで迎えに行くの。それで帰ってくるのが七時ぐらいになるからら・・・」
ガッシュの性能は決して良くない脳がフル回転した。
留守番を頼まれる→この家には五人だけ
七時まで留守番→今十一時半をまわった所→七時間半の空白の時間
「だめなのだ。私も一緒に行くのだ!!」
「だめよ、女の子を待たせちゃ」
華は家を出て鍵を閉める。
後ろに居る四人の少女が不気味に微笑んだ。

後ろに邪悪なモノ感じる
「早く行きましょ、ガッシュちゃん。」
「ヌォッ!」
「どうしたの?ガッシュ。」
後退りしながらドアノブに手を掛ける。
パティとコルルの後ろに居た二人が口を開く。
「フフフ・・・・ガッシュ、逃げたりしたら・・・」
「どうなるか、分かってるんでしょうねぇ!!!」
  ボキッ  ボキッ ボキボキッ!!
ティオとなおみは指を鳴らす。
「ヌ・・・・・・」
「ガッシュを怖がらせちゃダメよ。」
こうしてガッシュは、厳重な警備の中
清麿の部屋へ連衡されて行った。
「さあ、まずはカーテンを閉めなきゃね。」
コルルとパティがカーテンを閉める。
ティオとなおみはガッシュを見張っている
「あら?ちょっと皆、こんな物があるわ。」
ティオが精力ドリンクを拾い上げる。
それ見て四人の意思は繋がった。
「ガッシュちゃん、コレ飲む?」
「ウヌウ、それは今朝六本も飲んだから要らないのだ。」
ガッシュは今、どうやって逃げ出すか考えているのだ。
とてもそんな暇は無い。
「じゃあ私たちで飲みましょ。」
四人はドリンクを一本ずつ、飲み干した。

「そろそろ始めましょう。」
「本当に・・・本当にやるのか?」
ついに来てしまった。
無駄と解っていても聞いてしまう。
「当たり前よ、ここまで来て退くもんですか!!」
即答するコルル
早く逃げなければ・・・・
窓から飛び降りるか?死んでしまう。
「(やはり、この手しか・・・)」
ドアに向かって駆け出す。しかしまんまと捕まってしまった。
「ガッシュ〜、どこに行くの?」
「え〜っと・・・その〜・・・トイレに・・・」
ありふれた言い訳しか思い浮かばない
首を絞められても、貞操だけは守り通さなければ・・
「ダ〜メ。華さんも言ってたでしょ、女の子を待たせちゃダメって」
ガッシュはベッドの隅に追い詰められた。

ベッドは四人に囲まれている。
窓から飛び降りる事すらできない。
少女達は服を脱ぎ始める。
「何をしてるのだ。」
初めて見る女性の裸に反応する息子を隠す。
「何って、これからHするのよ。服を着てちゃできないわよ。」
コルルの返答に、ゾッとする。
こうゆう時、清麿なら・・・
誰でもいい・・・・味方を・・・・・
「ほら、ガッシュも速く脱いで・・」
コルルはガッシュを押さえつけて、服を脱がし始める。
「やっ、やめるのだ!!」
もがくガッシュの腕がビデオカメラにぶつかる。
他の三人の助けもあり、ガッシュはあっという間に全裸にされる。
「さあ、始めましょ」
四人同時に愛撫を開始する。
口付けをしているのはティオだが、後は誰が何処を愛撫しているか分からない
息子をいじられていたガッシュは激しい射精感を覚える。
「む・・・むむむむーーっ!!」
ガッシュの叫びと同時に精液が勢いよく飛び出す。
「うわぁ、いっぱい出たよ。」
「え〜、私も見たかったな〜」
「それじゃあ場所を交換しましょ。」
ティオとコルルが場所を入れ替える。
四人の愛撫は続いてくのであった。

その後も入れ替えが続き、ガッシュはさまざまな場所を愛撫された。
三十回ほど射精しただろうか、パティが口を開いた。
「ねぇ、みんなが愛撫しちゃ、誰で感じたか判らないじゃない?」
「それもそうね。順番でガッシュを攻めるってのはどう?」
「いいわ、そうしましょ。」
「私は賛成よ。」
「や・・・・・・め・・・・・」
賛成する女性陣と今だに抵抗するガッシュ。
「そんな事言って、本当は気持ち良いんじゃない?」
「確・・かに・・・そう・・・・だが・・・」
「なら良いじゃない。」
「そうよ。嫌がる理由なんてないわ。」
込み上げてくる快感に、体の自由が効かない。
気持ち良くないと言えば嘘になる。でもこのまま続ける訳にはいかないのだ。
「さぁ、誰から始めるか、ジャンケンよ。」
若い男を欲しいために始まった逆輪姦。
結末はどうなるのか・・・・

「ジャンケンポン!!」
威勢のいい声が響く。
「ふぅ・・・・ふぅ・・・・」
四人は今隙だらけだ。
逃げなければ・・・必死になるが、声を出し、指を微かに動かすのがやっとである。
「よし、まずは私からね。」
「いいなぁ、ティオ。」
「ほら、部屋から出て!」
名残惜しそうにガッシュを見る三人。
「さてと・・・・ガッシュ、始めよっか。」
ドアを閉めて、ガッシュを見つめる。
見つめられた男は何をされるか、全く解らずにビクビクしていた。
ティオの視線はガッシュの体全体から、息子へと移る。
「よく見るとうぶ毛が生えてるわね。」
生えて間もない陰毛を引っ張る。
「!!・・・・」
「痛かった?これならどう??」
息子を指で撫でる。みるみる内に勃ちあがる。
ティオはガッシュの上に乗り、腹部を舐め始める。

「・・・・・・・・・・」
「あんまり反応ないわね・・・ここら辺かな?」
首筋を舐める。
「ヌァ・・・・・・・」
「あっ、ここ感じるんだ。」
下を使って首筋を細かく舐める。
ガッシュは首筋に顔を寄せるとしたら吸血鬼位しか思い浮かばないから、さぞかし生きた心地はしないだろう。
ティオは指で息子を刺激しながらさまざまな箇所を舐めて、ガッシュの反応を楽しむ
「ヌ・・・・あ!!・・・」
    ドピュン  ドピュピュン!!
「もう出しちゃったの?もう少し我慢しなさいよ!」
「ふぅ・・・・・・・」
ティオはガッシュに軽いキスをして、ティッシュで精液をふき取る。
どんどんと、ノックにしてはやたら乱暴な音がする。
「ちょっと、もうガッシュはイッたんでしょ?かわりなさいよ!!」
「解ってるわよ!せっかちだと、ガッシュに嫌われるわよ。」
ティオと入れ替えになおみちゃんが出て来た

「私があなたを快感の渦に沈めてあげるわ。」
なおみの微笑みと反比例して、ガッシュの心が恐怖に染まる。
しかし、もうガッシュは表情をつくる気力はない。
「フフフ・・・・・」
なおみはガッシュの息子の皮をめくる。
射精したばかりで小さくなっている息子を狂ったようにしゃぶり始める。
「フッ・・・・フッ・・・」
もうぜんと自分の息子をしゃぶるなおみを見て、絶句した。
相手はなおみちゃんである。もしかしたら息子が食いちぎられてしまうかもしれない
そんな事でも考えてみりゃ、萎えるはずなのに息子は勃起している。
「フンッ!!フンッ!!」
息子を根元まで入れ、激しくしゃぶる。
先汁が出てき、なおみは亀頭を母乳を飲む赤子の様に強く吸い付く。
「ぬはぁ・・・・・・」
     ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・ゴクン!
出て来た精液を全て飲み込む。
「ちょっと苦いわ・・・・・・」
「パティ、次はあんたよ!!」
そう言って部屋を出て行った。

「パティ、後が支えるんだから速くしなさいよ。」
「ごめーん。じゃ、行ってくるわね。」
階段を上がるパティの手には小ビンが握られていた。
「ガッシュちゃん、これを見て!!」
微かに首を動かした。パティの手には精力ドリンクがある。
「それ・・・・・は・・・・・・・?」
「これは精力ドリンクで、これのおかげでガッシュちゃんはたくさん射精できたの。
 でも流石に何十回も射精していれば勃たなくなっちゃ困るじゃない?
 だから台所で一本見つけてきたのよ。
 ガッシュちゃん、今は飲めないみたいだから、私が口移ししてあげるわ。」
パティは精力ドリンクを口に含み、口付けをする。
そして口の中のものをガッシュの口内に流し込む。
「むぅ・・・・」
ガッシュが飲み干したのを確認する。
次にガッシュの息子とアヌスの間を指で優しく撫でる。
「・・・!!・・・・・」
「やっぱりここが感じる?」
ペロリ、と舌で舐められる。
「!?」
もはや声すら出なかった。
パティは愛撫により勃起した息子を見つめる。
「なおみって奴、酷いよね。フェラチオしといて吹かないんだから。」
ティッシュを取り出し、なおみの唾液を拭き取る。
勃起していた息子は先汁が出始めた。
「でも安心して。あんな奴より、私の方が感じるから。」
そう言うとパティはまだ未発達の胸でガッシュの息子をしごき始める。

どこでこんな攻め方を覚えたのだろうか。
未発達とはいえ、柔らかい肌触りに勃起する。
「可愛いわ・・・・食べちゃいたい。」
パティはパイズリをやめ、ガッシュの息子を指でつつく。
「硬いわね・・・・・」
くすぐるように撫で始める。
「ウヌゥ・・・・」
「感じてるわ。じゃあこれならどう?」
ティッシュで先汁を拭き取り、亀頭を指で捏ね繰り回す。
込み上げてきた射精感を止める程の気力は残っていない。
   ドピュン   ドピュン      ドピュン
「もうっ!!出すならちゃんと言ってよね!」
指に付いた精液を舐めとる。
「ヌ・・・・・・・」
「でもいいわ。私も楽しかったし。」
ガッシュに付着した精液を丹念に舐めとり、ティッシュで綺麗にふき取る。
「パティ、終わったの?」
ドアの向こうでコルルの声がする。
「終わったわ。」
「(いっそ殺してくれなのだ・・・・)」
心の中で呟いた。

「もっとガッシュちゃんと遊びたかったのにな。」
「ダメよ。順番はちゃんと守るの!」
四人目の少女、コルルが部屋に入ってきた。
逃げる事も出来ない、説得も無理だろう。覚悟を決める。
「(こんな事ならもっとブリバーガーを食べればよかった・・・)」
コルルは無言で息子をしごく。
精力ドリンクを計7本飲んでいるとは言え、大量の性液を噴き出した息子は疲れきっていて簡単には勃たない。
「こんなになるまで出したの?」
答える余裕はもうない。
意識を保つだけで精一杯だ。
「起きてるの・・・・?」
無反応だったため、寝てしまったのかと思い、ガッシュの顔を覗き込む
目を瞑り、息を荒くしているガッシュに、キスをしたくなる。
「ガッシュ・・・・・」
そのまま口付けをし、ガッシュの口内に舌を入れる。
「ん・・・・ム〜!」
舌が絡み、コルルの唾液が入ってくる。
今日もすでにキスをしていたが、ここまで激しいキスは初めてだ。

渾身の力を振り絞り、仰向け状態からうつ伏せになろうと体を捻る。
しかし、その力は赤子よりも弱弱しく、少女の力により、あっさりと阻止される
「起きてるんだったら何か言ってくれてもいいじゃない。」
再び激しいキスが始まる。今度は息子を撫でながら
パティの精力ドリンクが効いてきたのだろう、息子が僅かだが勃起し始める。
「ん・・・・・・んっ・・・!!」
コルルの濡れた声に興奮する。
ガッシュは今にも消えてしまいそうな理性を保ち、必死にもがく。
コルルはキスをやめ、口を開く
「ガッシュ・・・セックス、した事ある?」
「ないのだ・・・・・」
「セックス、私としよう。」
コルルは三度目のキスをした。

三度に亘るキスとコルルの誘いで、ビンビンに勃起している。
ガッシュ自身、心の中では満更でもない。
しかし、怖いのだ。優勝者以外の三人の反応が。
全治一ヶ月の重症ならまだ軽いモノだろう。
その考えが今まで性欲を封印していたのだ。
「コルル・・・・ダメなの・・・だ・・・・・」
やはり自分の命には変えられない。
コルルの誘いを断る。
「私とするの、嫌?」
「いや、けしてそういう訳では・・・・」
泣きそうなコルルの顔を見て、自分でもよく分からない言い訳をする。
その言い訳を聞いて、悪戯っぽい笑顔を見せた。
「ならいいじゃない!」

「やっ、・・・やめ・・・・・」
最後まで抵抗するガッシュ。
コルルはそれを無視してガッシュ息子を自分の割目に挿れていく。
「ヌ・・・・・ォ・・・・」
「あ・・・んっ・・・」
数センチほど挿入されたところで壁のようなものにぶつかる。
そんな事は気にも留めず、コルルは勢いをつけて挿入を再会した。
「痛っ!!!」
「だい・・・じょう・・・ぶ・・?」
処女幕は破られ、ガッシュの息子は完全にコルルの膣内に挿れられていた。
「大丈夫よ・・・・そんな事より続きしよう・・・・・」
「でも・・・・血が・・・」
「平気だよ・・だから心配しないで・・・・ね?」
そう言って体を上下し始める。
ぬちゃ にゅちゅ くちゅっ・・・
「うん・・・・あっ・・・・・」
「はあ・・・・・ぬ・・・」
カーテンの隙間からでる僅かな光。
その部屋は二人の嬌声と、粘着質な音だけが響いていた。

コルルの内部で、ガッシュのモノはちきれんばかりに膨らんでいた。
いつ射精してもおかしくない。しかし、息子から精液が出る気配はない。
ガッシュが耐えてるのだ。中出しすれば妊娠するという事はガッシュも知っている。
「ふぅ・・・ふぅ・・・・ふぁっ」
体を動かすスピードが速くなる。
コルルの内部が収縮する。
それと反比例するようにガッシュのモノは膨らんでいく。
「ガッシュ・・・出して・・・・私の中に出して!!」
「!!??」
中に出せば妊娠する事ぐらい、コルルも解っているだろう。
そして、それが大問題になることも・・・・・
「ス・・・マヌ・・・・が・・・だ・・・ムゴッ」
ガッシュに口付けをする。
それは、単に自分の嬌声を聞かれる事による羞恥なのか
ガッシュにその先を言ってほしくなかったのか、当人は解らなかった。
「ん・・・・んんっ・・・」
いやらしく動く腰、息子は既にコルルの膣内をパンパンにしていた。
ここまで来たらガッシュは全神経を集中させて、射精を我慢するしかない。
コルルは唇を離し、そっと体を持ち上げる。
ガッシュが気を抜いたのを知ってか知らずか、勢い良くガッシュのモノを自分の割目に挿れた。
そのモノは、コルルの奥の奥をどすんと突いた。
「ふああああああああああああああああああ!!!!」
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
   どくん  どくん どくどくん どくん  どくん
ガッシュとコルルは同時に絶頂を迎えた。
膣内の息子は脈を打ちながら、溜められていた性を全て吐き出した。

「コルル?どうかしたの??」
二人が絶頂を迎えた叫びに、先ほど浴室で体を洗ってた三人が向かって来る
「大丈夫・・・・なんでもない・・・」
扉の向こうから出て来たコルルは顔が真っ赤で息が荒く、割目から性液を垂らしてる。
三人の疑問は一つだ。
「コルル、セックスしたの?」
「うん・・・・・」
即答する。
そして三人の少女が欲情し始めた。
「私だって・・・・出来るんだから!!」
「ここで負けたら女が廃るわ!!」
「ガッシュちゃんは私のものよ!!」
ちなみにガッシュは意識不明だった。

数時間後、ガッシュは目覚めた。
時計は午後七時半を指している。
「ウヌウ・・・・」
「やっと起きたか・・・・」
「(夢・・・・だったのかの?)
 そう言えば清麿、このまえ録った運動会のビデオを見せてくれ。」
夢だったかもしれないあの出来事。
凄く印象に残ったが、気晴らしでもしよう。
それが間違いだった。
「あれ?テープが巻き戻されてないぞ・・・忘れたのか??」
停止ボタンを押して、巻き戻す。
「よしっ、始めるぞ。」
「楽しみだのう。」
運動会の入場行進が始まる。
途中で画面が切り替わる。
清麿の部屋、四人がガッシュに愛撫している。
レス番号888に出て来たビデオカメラは録画ボタンを押していたのだ。
「Σ(;゚Д゚) イマノコドモハコンナニススンデルノカ・・・・ 」
「(((((((;゚Д゚))))))) ガクガクブルブルガクガクブルブル 」
その後、意識を失ったガッシュとセックスする四人が画面の中に居た。
「あんなに中出しして、妊娠しないのか?」
「それだけは考えないようにしてたのにーーー!!」
「すまん、ガッシュ。」



おまけ

その日、ゼオンは暇を持て余していた。
魔界も、人間界も堪らない程退屈だ。
「そうだ・・・あの間抜けが何をしているか、見に行くか。行くぞ!!デュフォー!!!」
「一人で行って来いよ・・・・・・・・」
「馬鹿も休み休みに言え!お前が居ないと俺が迷子に間違えられるだろうが!」
どうやら間違えられたのは一回や二回ではないらしい。

モチノキ町

ゼオンは清麿の部屋が見える(といっても視力8ぐらいは必要)屋根に居る。
「屋根の上なら俺が居なくても良いんじゃないか・・・・・・?」
「ダメだ。降りられなくなったと勘違いされた事も四回ある。」
清麿の部屋を覗く
「(ホゥ、ビデオを見ているのか。どんなビデオだ?)」
はたから見ればストーカーそのものである。
暇潰しにそんな事するのだから、ゼオンはある意味凄い魔物だ。
しばらくして、ゼオンの表情は豹変する。
「なっ、何!!?こんなの嘘だ!!!」
「どうした・・・・・」
「どうしたもこうしたも無い!!俺が童貞であの間抜けが経験ずみなんて、あってたまるか!!」
テレビ画面にはコルルとセックスをしているガッシュが映っている。
「行くぞ!!デュフォー!!!!」
「どこにだ・・・・・・」
「俺に見合う女を探しにだ!!!」
ゼオンの旅が始まる。



おまけ2

あの事件から一週間がたった。
「おーい、ガッシュ〜。」
「キャンチョメ、どうしたのだ??」
公園で遊んでるガッシュにキャンチョメは手紙を渡す。
一見、決闘の申し込みを思わせる。外から見ただけでは「ガッシュへ」としか書かれていない
「誰から受け取ったのだ?」
「ティオから・・・・」
嫌な予感がするけれど、開けなければ始まらない。
「なになに、『今日の午後三時、裏山にて待つ。必ず一人で来い』」
封筒まで使った割には大雑把である。
「行くのやめといた方が良いんじゃないか?」
「でも、行かなかったら私の命の保障はないのだぞ。」
「そこまで言うなら僕は止めないよ・・・・頑張れ、ガッシュ。」
「ありがとうなのだ。」
裏山に着く。そこにはティオ・コルル・パティ・なおみの四人が居た。
「(来なきゃ良かった・・・)」
「もう用件は解っているでしょ!!!」
「ウヌ・・・・・」
「さぁ、誰が一番感じたの?」
誰か一人を選べば、他の三人は猛攻撃を仕掛けてくるだろう。入院は回避不可能だ。
「あまり気持ち良過ぎて誰で感じたか覚えてないのだ。」
苦し紛れで、その場しのぎの対応。
「しょうがないわねぇ。」
「(やったのだ!!!!!)」
「第二回、開催ね。」
「え・・・・・・????」
「何時やるかは、後で連絡するから!」
清麿宅
「清麿ーーーーー!!!!!!!!」
「どうしたんだよ!!涙で全身ずぶ濡れにして。」
「説明は後だ!!冥王星に逃げるのだ!!」


終わり

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