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清麿と恵が「恋人」となってから、1か月が経った。恵の仕事が忙しいので、あれから数えるほどしか会えていなかったが、毎日の電話やメールは欠かさなかったし、少しでも時間があれば恵は清麿に会いに来た。
今日も恵の仕事が夕方からだというので、それまでは一緒にいたいと恵はティオを連れて清麿の家にやってきた。
ティオは、ガッシュをつれて外に遊びにいってしまった。
恵いわく、「私と清麿くんが付き合ってるって報告してから変に気を回すようになっちゃって…。」とのことだ。
しかし、ティオのその気遣いは二人にとってすごくありがたかった。
「今日も暑いね〜!!」と、恵は言う。
今は夏休みの真っ最中なので、それもそのはずである。「こうなったら、とことん暑くなった方がいいんじゃない?」と、恵は清麿を抱きしめて言う。
清麿は恵に抱かれどぎまぎしながらも、「ああ…。」と答える。
恵は清麿と付き合うようになってから甘えてくるようになった。年上の恵が甘えてきてくれることはなんだか嬉しい。
そして、しばらく二人で他愛ない話をしていると、ドアをノックする音がした。
清麿がドアを開けるとそこには華がいた。
「暑いでしょ〜。アイスとジュース持って来たんだけど、いるかしら?」
「あぁ、ありがとう。」と、清麿はそれを受け取る。恵も、「ありがとうございます!!」とお礼を言った。
「暑いからちょうどよかったね。喉からからだよ〜。 」
「じゃ、早速いただこうか」と、清麿と恵はそれらに手をつける。
「アイスキャンディーかぁ…。食べるの久しぶりだなぁ。小さい頃はよく食べてたんだけどね。」
「アイスキャンディーは俺も久しぶりに食べるよ。ガッシュはよく食べてるけどね。」
「あ、溶けてきちゃった。垂れちゃう!!」と、恵は舌を出し、アイスキャンディーを舐め始めた。
その様子はとてもエロティックであり、清麿に不埒な妄想をかきたてさせるのに充分なものであった。
恵がアイスを食べている口元をついぼーっと見つめてしまう。
恵はそんな清麿の視線に気付き、「…どうしたの?」と尋ねた。
すると、清麿は恵に近づいていき「キス…したくなった」と自らの欲望を口にした。
恵は頬を染めながらも「うん…。してほしいな」と答える。
そして、二人の唇が重なる。
清麿は恵の柔らかい唇を堪能しつつも、恵の口内に舌を滑り込ませてみる。
『!!』
恵は初めての感覚に戦慄した。戸惑ったが、しばらく舌を絡められていると段々と気持ちよくなってくる。
「ん…ふっ…」と、悩ましげな吐息が漏れてしまう。
清麿も、初めての感覚に酔いしれてしまう。
胸がドキドキしている。
ふと二人は見つめ合い、もう一度口づけあう。
そして、「俺、恵さんを抱きたい…。」と清麿は自分の欲求を口にする。清麿は思春期ということもあり、恵のあられもない姿を妄想してしまうこともしばしばあった。こんな自分は最低だと思うが、想いは止められない。
恵は、「うん…。清麿くんなら…。」と言い、清麿の手を自分の乳房に導いた。
「清麿くんには、私の全てを見てほしいの」と恵は恥ずかしそうに囁いた。
清麿は初めて触る女性の乳房に感動し、緊張しながらも恵のブラウスのボタンを外していった。
ボタンを全部外すと、ピンクのチェック柄のブラジャーに包まれた豊満な乳房が露になる。
「綺麗だ…。」と、清麿は呟く。
清麿に乳房を見つめられ、恵は顔を真っ赤にする。
「あんまり見つめられると恥ずかしいな…。」
清麿は「ごめん!!」と言いつつも恵の乳房に手をかけ、ブラジャーの上からゆっくりと揉んでみる。
「んっ…。」と、恵が反応したその時…。
「恵ー!!そろそろ行かなきゃ遅れるわよ〜!!」と、ティオが階段の下から呼ぶ声がした。
二人はティオの声に驚き、動きを止めた。こういう時、時間の流れを恨めしく思う。
「また…邪魔が入っちゃったな…。」と、清麿は苦笑しながら言った。
恵は着衣を整えながら「でも、なんだかドキドキしちゃった!!続きはまたのお楽しみ…だね!!」と言う。
「そうだな…!!」と、清麿も納得する。
恵のことが好きな気持ちは一生変わらないから、焦らず、マイペースでいこう。二人はまだまだこれからなのだから…。
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