前スレ512 @85
─────私は『 』を『 』にする
ただいま帰りましたよ、ココ
─────おかえりなさい、『 』。その大きな荷物はなに?
フフ…お土産です。開けてごらんなさい
─────わあ、素敵な服に靴がたくさん!
いいでしょう?どれもきっと、ココにとても良く似合いますよ
─────…私が着てもいいの?
もちろんですよ。その為に用意したのですから
─────…ありがとう…!夢みたい、こんないい服が着れるなんて
フフ…これからはどんな服でも、どんな宝石でも…欲しい物はすべて手に入れられますよ
─────…そう…そうよね『 』、…あなたがいれば、なんでもできる
─────私には『 』が必要なの
かわいいココ。かわいそうなココ。私がココの願いをすべて叶えましょう
─────こんな豪華な食事が毎日食べられるなんて…『 』のおかげね
─────ふかふかのベッド…きもちいい…包み込まれる感じね
─────私は本を読む。私を愛してなんでも与えてくれる『 』のために
─────『 』…私の前では仮面を外して。あなたは素顔が一番よ
─────んぁ…あっ…『 』…素敵…あっ、そこぉ…いい、あっ、ぁぁん…
─────あっ…はぁん…っ、そこ、もっと舐めてぇ…っあんっ気持ちいい…っ
─────『 』、お願い焦らさないで…きて…んっ、あぁ…っ
─────はあっ、あぁん、だめ、もう、いくっいくぅ、んあっああんんあぁあああ!!
─────好きよ、『 』……『 』になっても私を連れて行って離さないで
─────お願いよシェリー、私から『 』を奪わないで!
「…っ!!………、ゆ、夢…?……また、………フゥ…」
軽く息を吐いて起き上がり、額の汗を拭った。体中、寝汗でびっしょりだ。
カーテンの外はまだ暗く、時計を見ると夜明けまでまだ数時間はある。
病院で目覚めた私は1年間ずっと意識を失って眠っていたらしい。
それまで住んでいた村が悪い人に襲われたショックで…とは聞いたけれど、
……何も、覚えていない。
大学に合格してた事も、シェリーに聞くまで知らなかった。
あれから数ヶ月、私は大学の寮に入り、勉強とアルバイトを両立させる日々を送っている。
夢が叶って嬉しいはず。幸せな…はず。
なのに。なぜ、毎夜のように同じ夢を見るのだろう。とても幸せで、哀しい夢を。
夢の中で私が寝ていたベッドはとても大きくてふかふかで、天蓋のレースが綺麗だった。
大理石の床に、金の脚のテーブルに、これまたふかふかで体を包み込むようなソファ。
クローゼットの中には色とりどりの服や靴が並んでいて。
美味しい紅茶もワインも、分厚いステーキだってチキン丸ごとだって望めば出てきた。
そして、私にそれらを与えてくれて、守ってくれて、傍にいてくれたあの少年…
あれは、誰なんだろう。
どこかで会った事があるのだろうか?それともただの、私の願望?
………会いたい。夢の中の少年に。
そうすれば、なにかがわかる気がする。私が眠っていたという1年の期間の事も。
私の事も。私の…、私の幸せが、本当は何なのかも。
夢の中の出来事を反芻する。
素敵な服を着て。素敵な部屋で、素敵な食器でおいしいものを食べて。
ふかふかのベッドで、あの少年と…抱き合う夢。
淫らな自分の姿を思い出して恥ずかしくなる。
私は誰にも抱かれた事がない…はずなのに、あんなに乱れていて。あんなに求めて。
思い出して、パジャマの上から股間にそっと手を触れてみる。
「…んっ……、濡れてる…」
体の中心に響くような、どこかがきゅぅっと締まるような感覚。
それがとても気持ちよくて。そろそろとパジャマと下着を脱いで、ベッドに横たわった。
かなり大きめで、動くたびにたぷたぷと揺れる乳房をそろりと撫でてみた。
夢の中の少年がしてくれた事を思い出しながら、両手で少し強めに揉みしだいてみる。
「んっ…ふ……んはぁ…」
乳房の奥から体の中心に伝わるなにかが気持ちよくて、私は切ない声を漏らす。
「ふぁ…っ、ん、んっんん…っく、んっ…」
親指と人差し指で乳首を摘んでクリクリと捏ねると、びくんと体が跳ねた。
下半身がもじもじと動いてしまって、止まらない。
片方の乳首をいじる指を止めずに、反対の乳房を持ち上げてその乳首に唇を寄せてみた。
自分で自分の乳首を吸うなんて…なんて恥ずかしい行為だろう。
だけどその背徳感が、昂ぶった心と体を余計に煽るだけ。
あの少年がしてくれたように、ちろちろと小さく舐め回したり強く吸い上げたりする。
緩く噛んで舌先で捏ねるとたまらなく気持ちいい…。
私は快感に声を堪えきれず、乳首から唇を離した。
「はぁっ…んふぅ…んぁ…ん、んっ」
空いた手をそろそろと股間の方に伸ばして割れ目を軽く撫でると、ぬるんという感触。
びしょびしょに濡れて、花弁がいつもより少しぽってりとしている。
指を5本ぜんぶ使って大きく撫で回してみると、ヌチュッピチャクチュッと粘着質な音。
「ぁ…あぁ…はぁん…あぁ、あん…んん…」
気持ちいい…こんな気持ちいい感覚、意識を失う以前は知らなかったのに…
いつの間に私はこんな、はしたない体になったんだろう…
ヌル…ピチャ…ヌチュ…チュププ…
脚を大きくM字に開いて、いやらしい音をたてる割れ目の中のぷっくりと膨らんだクリトリスを
愛液をたっぷりつけた中指で擦る。
「んくっ…んあ、あんっ、うふぅ…ぁっんんっ…ん…」
……足りない……
夢の中であの少年は、私のここを舐めてた…。クリトリスを口に含んで舌で転がして…
溢れる愛液を啜り上げて喉を鳴らして…舌を挿し入れて愛液を掻き出して…
私は乳首を弄っていた手を離し、両手で股間をまさぐりはじめた。
片手の指で割れ目を縦に擦りながら、もう片方の指でクリトリスを捏ね回す。
「ふぁ…あぁん…んん、あっ…はぁん…ぁあん、っ…」
頭の中が白くなっていく。
…でも…まだ足りない…
割れ目の奥の、愛液を溢れさせている泉の中心が、じんじん疼く。
「んっ、ふぅ…んはぁ、は…あっん、んっあぁん…あぁっ」
泉の中心に指を1本だけ挿し入れて、
ざらざらしてる上の壁を指の腹で擦ると、自然と腰が動いてしまう。
「はぁっ、あはぁ、あんっ、あんっあぁんっあんっ」
声が、段々大きくなっていく。指を動きが自然と早くなる。
………でも、だめ、まだ足りないの…
………欲しい。あの少年の、太くて熱くて硬いモノが、欲しい………
クリトリスを強めに捏ね回しながら、
泉に挿入した指を2本に増やし、一番感じる部分を外さないように出し入れする。
チョプチョプとすごい音がしてる。指の動きも、腰の動きも、早くなる。
「あっ、あぁん、あぁん、あぁんっ、あぁあぁあぁああああっっ……!」
背中が引き締まる感じがして体が自然に反って、
頭が真っ白になって、腰と脚がガクガクと震えて、
泉の中の指がぎゅうっと締め付けられて、ぴゅぴゅっと愛液が噴き出して。
私は達した。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
私は息を整えながら、全身の力を抜いてベッドに手足を投げ出した。
………硬いベッド。天蓋なんて、あるわけない。
あの少年も、ここにはいない。
会いたい………。
夜明けまで、まだ後数時間。
絶頂の後の倦怠感もあって、眠気が襲ってくる。少し眠ろう。
寝汗と愛液でびしょびしょになったシーツは明日替える。
まだ乾いていない汗も、股間も、そのままで。裸で眠ろう。
夢の中で、あの少年と2人で眠ってた時と同じように。抱きしめてくれる腕はないけれど。
私は薄い毛布をかぶりなおして、再び眠りに落ちた。
どうか、夢の中で、また、会えますように。
Fin.
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