ノワール @678


「う〜ん……難しい問題だ…どうすれば俺の方から恵さんをリード出来るんだ…?」
 清麿は自分の部屋で椅子に座り目を閉じて腕を組んで悩んでいる。
「恵さんと2人きりになって…いい雰囲気になる…で、ここからが問題なんだよな…」
 大抵清麿の部屋か恵の部屋で2人きりになりHな雰囲気になる…ここまでは普通だ。
「どうしても恵さんのペースに流されてしまうんだよな〜そりゃあ気持ちいいんだけど…されるがままってのもなぁ…」
 Hに関しては恵の方が積極的で、清麿は完全に流されてしまう。
「特訓とかいって寝技かけられてそのまました事も…プロレスとか相撲もしたなぁ…」
 清麿は恵との最近のHの内容を思い出した。
ほぼ毎回豊満なバストに顔を挟まれ、むちむちした太腿で首や胴を締め付けられ、丸みを帯びたヒップで顔を押さえ込まれている。
「恵さん凄くスタイル良いからなぁ…とくにあの胸が…」
 元々大きかった恵の胸は清麿と付き合うようになってから更に大きくなっている。
「胸と言えばお仕置きとかいって胸でビンタされた事もあったなぁ…最近本当に主導権握られっ放しだな俺……」
 清麿に揉まれて大きくなった乳房での往復ビンタは強烈に印象に残っている。
「思い出しただけでもうこんなになってるな…ってこんな調子じゃまた恵さんのペースになってしまう!」
 清麿はズボン越しでもはっきりと分かる位大きくなっているモノを見て呆れる。
「よし!こうなったら強引に攻めてやる!」清麿は今度こそ恵をリードしようと決心した。


〜翌日〜
 当日、恵とティオが清麿の家に遊びに来た。
 ティオは早速ガッシュと外へ遊びに行き、華は仕事で出掛けているので家にはいない。
(いつも通りガッシュとティオは遊びに行ったし、お袋は仕事で夕方まで帰って来ない…よし!)
 邪魔が入る心配は無いと確信した清麿は恵を自分の部屋へ招いた。
「恵さん…」
「清麿くん…」
 清麿は恵をベッドに優しく押し倒して覆い被さりキスをする。
(とにかく最初から攻めて恵さんを完全にリードしないと…)
「ん…んうっ…(最近はずっと私の方からしてたから、清麿くんの方からって久し振り…)」
 ディープキスをしながら服の上から胸を揉む。
(やっぱ凄いな恵さんの胸…服と下着の上からなのに柔らかくて温かい…)
「あっ…ふぁ…やんっ…」
 唇を離して恵の首筋を舌で舐める。
「やあっ…あぁん…ふあ…」
 恵の耳に息を吹きかけてから舐め、甘噛みする。
「脱がすよ…」
「うん…」
 清麿は恵の服を丁寧に脱がせて全裸にする。
「ね…清麿くんも脱いで…」
「ああ…でもその前に…」
「えっ…?あっ…何で…縛るの…?」
 清麿は隠し持っていたタオルで恵の手首を縛って固定した。

「こんなのもどうかなと思ってさ…嫌なら外すけど?」
「ううん…このまま続けて…」
「分かった」
 清麿も服を脱ぎ、再び恵に覆い被さった。
「美味しいよ…恵さんのおっぱい…」
「あっ…ふあっ…」
 清麿は恵の乳房を揉みながら乳首を交互に音を立てて吸い、舌で転がし、時々甘噛みする。
「いい匂いだ…」
「やぁん…もうっ…(いつもみたいに清麿くんの頭を撫でて抱き締めたいなぁ…)」
 恵は乳房に顔を埋めて頬擦りする清麿の顔を見ながら両手が使えないのを非常にもどかしく思った。
「あぁ…気持ちいい…」
「はぁっ…清麿くぅん…」
 清麿は恵の乳房に手を添えて顔に寄せたり離したりを繰り返す。
「次はここを…」
「あんっ…」
 清麿は恵の両脚をM字型に開き、秘所を舐め始めた。
「ああっ…くううんっ…ひあっ…」
「恵さん、段々声が大きくなってるよ」
「だ、だって気持ちいいから…どうしても大きい声が出ちゃうの…」
 両手首を縛られている為、恵は手で口を塞ぐ事も出来ない。
「じゃあ、声が出ないようにしてあげるよ」
「えっ…むううっ!?」
 清麿はそう言うと恵のショーツを丸めて彼女の口の中に詰め込んだ。

「こうすれば声が漏れないだろ?」
「う…うう…」
 恵はこくんと頷く。
「もっと濡らさないとね…」
「ふぐう…んんっ…あうう…」
 清麿は恵の秘所へ指を入れて愛撫する。恵は快感と自由に動けないもどかしさで身体をくねらせる。
「そろそろいいな…」
 清麿は割れ目から指を引き抜き、愛液が溢れる秘所を見つめる。
「いくよ…恵さん…」
「ん…」
 恵がこくんと頷くと、清麿は自分のモノを恵の中に挿入していく。
「うっ…締まるっ…」
「くふう…んううっ…」
 恵の膣内の奥まで挿入すると、清麿はゆっくりと腰を動かす。
「恵さん…脚だけでもしっかり捕まってて」
「ん…」
 恵は言われた通りに両脚を清麿の胴体に絡み付かせた。むちむちした太腿の感触が胴体に伝わり清麿を刺激する。
「くっ…ああ…恵さんっ…」
「ん…ふぐう…んん…」
 清麿の腰の動きが段々激しくなっていく度に恵の乳房が上下に激しく揺れる。部屋では2人の声と淫らな音だけが聞こえる。

「恵さん…出そうだから…脚…放して…」
「ん…(今日は外に出すのね…)」
 恵は両脚を清麿の胴体から離してM字型に開く。
「恵さんっ…!!ううっ!!」
「んうう――っ!!」
 2人は同時に絶頂を迎えた。清麿が恵の膣内からモノを引き抜くと、射精された精液が恵の乳房、腹、太腿の辺りを汚した。
 清麿はティッシュで恵の身体に付着した精液を丁寧に拭いた。
「じゃ、外すよ…」
「はあっ…」
 清麿は恵の手のタオルを解き、口に詰めたショーツを取り出した。
「今日の清麿くん…凄く積極的で激しかったね…」
「そ、そうかな…?」
「うん…縛られたり口塞がれるとは思わなかったけど」
「うっ……」
 さすがに強引にしすぎたかと思って清麿は固まってしまった。
「気持ちよかったから別にいいけど…ねえ清麿くん、明日は私の家に泊まってね♪」
「あ、ああ…分かった」
 明日は確実にリードされそうだな…と清麿は思った。


 おまけ〜翌日、恵の家で…〜
「ううっ、むぐう…」
 清麿は恵のベッドで全裸で仰向けに寝かされている。タオルで手首を縛られ、口には恵のショーツが詰め込まれている。
「ん…清麿くん…気持ちいい?」
「む…うう…」
 恵は全裸になり清麿のモノを豊満な乳房で挟んでモノの先端を舌で舐める。
「昨日のえっちが凄く気持ちよかったから、私も清麿くんにしてあげたくなっちゃったの…」
「むむう…ぐう…」
 恵の愛撫の快感で清麿は体をよじらせる。
「うっ!ううーっ!」
「んっ!!ふうっ……」
 限界を迎えた清麿は恵の口内に射精した。飲みきれなかった精液が恵の口と胸を汚した。
「うふふ、いっぱい出たね♪」
「ううう…」
 清麿は精液を拭う恵をただ見つめる事しか出来なかった。
「じゃ、いくよ…」
「うああっ…」
 恵は清麿のモノを掴んでゆっくりと自分の秘所の割れ目に挿入し、腰を動かし始めた。

「あっ…はあっ…」
「くっ…むううっ…(触りたい…手が使えないのが凄くもどかしい…)」
 清麿は恵が動く度に上下に揺れる豊満な乳房に釘付けになる。
「はあぁん!清麿くん…清麿くぅん…!」
「うう!むううーっ!!」
 清麿は限界を迎えて恵の中に射精した。
「はい、もう外すね」
「ぷあっ…」
 恵は清麿の手のタオルを解いて、口からショーツを外した。
「手と口を使いたかったんでしょう?凄くもどかしそうだったよ」
「あ、ありがとう…」
「どういたしまして♪」
「むぐっ!?」
 恵は繋がったまま身体を倒して清麿の顔を乳房で挟み込んだ。
「じゃ、今度は清麿くんからして…」
「あ、ああ…」
 開放された手と口を使って恵の身体を愛撫し始める清麿だった…。


 終わり。


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