前スレ918 @129


前スレ918のガッシュ×ティオ+清麿×恵の続きです。

あの日から2日後、恵とティオは清麿の家に遊びに来ていた。
ただ、ちょっと恵の態度がおかしかった。
清麿の家に着いたとたんガッシュとティオを清麿の部屋から閉め出したのだ。
「ちょっと大事な話があるからね。しばらくリビングにでもいてくれる?」
清麿と恵が部屋で2人きりになるのはいつものことなのだが、何かがおかしい。
清麿は少し顔色が悪いようにも見えた。
しかたないのでガッシュとティオはリビングでテレビでも見て待っていることにした。
「今日の恵は何だか様子が変だのう」
「前にガッシュが私の部屋に泊まったでしょ?その時くらいから恵どこか変なの」
「実はのう、やっぱりあの時恵は家にいたようなのだ。
 一度トイレに行った時、恵の部屋に電気がついていたのでのう。」
「ということは私たちの話聞いてたのかな?
 とすると…血の雨が降るかも……」

その時、誰かが階段から下りる音が聞こえてきた。
「ティオ、ガッシュ君、おまたせ」
恵は何かを抱えていた。
「恵、確かそれは清麿が持っていたビデオではないか?」
「ええ、そうよ。没収するの」
「そうなのか?清麿はそれを見ている時とても嬉しそうにしていたのだが…」
「 だ か ら 没 収 す る の 」
ガッシュはあの時感じた寒気を感じた。
「ねえ恵、そのビデオ見せて」
ティオはさり気なくそのビデオを手に取った。
そのビデオは写真の部分が真っ黒に塗り潰されていた。
「???」
横からビデオを見たガッシュは訳が分からなくて恵に聞いた。
「なぜ写真のところが真っ黒になっておるのだ?」
「何も気にしなくていいのよ」
「ウヌウ…」
その時ティオは写真の枠の外に書かれている文字を見つけた。
「えーと、大人気AV女優天海恵の…」
バシッ
ビデオは恵に奪われた。
「ティオはまだこんなの見なくていいのよ」
恵の口調はこれ以上何も言わせないようなオーラを発していた。

「ヌ?そういえば清麿はどうしているのだ?」
「清麿君?今寝てるわよ」
「ウヌ?せっかく恵やティオが来ているのになぜ寝ておるのだ?」
「あ、ガッシュ君気にしなくていいのよ。今は寝させてあげて」
「そうか、わかったのだ」
「さあて、ティオ帰ろうか。今日は夜から仕事もあるし」
「ちょっと待って恵」
「何?」
「あのね、恵と清麿は性行為をやってるのよね」
「………」
「恵は辛くないの?」
「…えっと、何で?」
「前にね、ガッシュが清麿に性行為のビデオを見せてもらったの。
 それに出てくる女の人はとても苦しそうだったんだって。
 だから恵もそうなのかなって…」
(………清麿君はガッシュ君にこんなビデオ見せてるのか…
 もう一回部屋に行ってとどめをさしとこうか…)
「まあティオとガッシュ君にはこういうのは早すぎるからね
 あまり気にしなくていいよ」
「そう…」


所変わって清麿の部屋。
(ガッシュの野郎…恵さんの家でよけいなことをしゃべりやがって。
 そのせいで俺の秘蔵ビデオが一つ没収されたじゃねえか。
 しかもよりによって天海恵の…orz
 一応もう一つあるから良しとするか。いつかまた探しに逝こう。
 しっかしこの天海恵は恵さんにそっくりだよな…
 俺の見た限りじゃ胸は本人より大きいし(;´Д`)ハァハァ)


以上

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