ノワール @130


ガッシュ×パティの続き

日の光が射し込んでいる魔界の森の奥にガッシュとコルルは来ている。
「ガッシュ・・・平和ね・・・」
「ウヌ、とっても平和なのだ」
ガッシュはコルルに膝枕して貰って仰向けになっている。コルルはガッシュの顔を覗き込んで見つめ合っている。
「いろいろな事があったね・・・ガッシュとお兄ちゃん達が私の中の別の人格を消してくれた事とか・・・」
「ウヌウ…あ奴は殆どブラゴ一人で倒したようなものなのだ」
王を決める戦いが終わった後、ガッシュ達はコルルに別人格を与えた奴を倒した。倒した後ブラゴが脅迫して、別人格を消滅させた。
「ガッシュが魔界と人間界を行き来出来る様にしてくれたからしおりねーちゃんにいつでも会えるようになったし・・・」
「皆とても喜んでくれたのだ。私も清麿に会いたかったからこれで良かったのだ」
「でも、ねーちゃん初めてお兄ちゃんの顔見た時気絶しちゃったの・・・」

魔界と人間界が行き来出来るようになって一ヶ月程経ったある日、しおりが「コルルのお兄さんに会ってみたい」と言い出した。
コルルが尋ねるとしおりは「清麿くんからお兄さんの事を聞いて、実際に一目会って見たくなったの」と言った。
魔界に帰ったコルルはこの事を話した。意外にもブラゴの返事は「オレもお前の本の持ち主だった奴に会ってみたい」だった。
シェリーは「コルルと赤い本の子以外の魔物を見た事無いんでしょう?ブラゴと会わせて大丈夫かしら・・・」と心配顔だった。
当日しおりはコルルと爺に案内されブラゴの所に行く途中にシェリーと出会い、彼女がブラゴの妻でコルルの義姉と知った。
コルルから聞いていたが、シェリーの美しい容姿と豪華なドレスに驚きを隠せないしおり。
しおりはシェリーと会った事で「この人の夫でもあるお兄さんにますます会いたくなったわ」と思った。
そしてついにブラゴの顔を見た瞬間、しおりは頭の中が真っ白になり気を失った。
シェリーは「心配した通りね…貴方達兄妹なのに似ていないにも程が有るもの・・・」とブラゴを見てため息をついて呟いた。
ブラゴは「フン・・・こいつが目を覚ましたらオレは親父似、コルルはお袋似だと良く言い聞かせとけ・・・」と言い返した。


「清麿に話したら『やっぱりな・・・』と言っておったのだ」
「で、でも一週間位で慣れてくれたよ・・・それから、ねーちゃんの目の前で呪文を唱えた時・・・」

しおりがやっとブラゴの顔に慣れたある日、コルルは自分の中に別人格が無い事を改めてしおりに教える為に呪文を唱えた。
ゼルクの効力によってコルルの外見は変化したが、顔と性格は変化せずそのままだった。
しおりは心底ほっとして胸を撫で下ろし、コルルを優しく抱き締めてブラゴにお礼を言った。
髪が伸びてハリネズミみたいなツンツン頭の髪型と目元から頬に伸びる模様はまるでブラゴの様だった。
刃物の様に長く鋭い爪は自分の意思で伸縮自在になっていた。それを見て「まるで猫みたいね」としおりとシェリーは言った。

「しおりちゃんも一安心なのだ。でももう術は使わんのかのう?」
「うん…唱えると服が破れちゃうから恥ずかしくて…子供の頃とは違うから…」
「そ、それもそうだの…」
「でも、ガッシュには見て欲しいな…」
コルルは大胆な事を小声で呟いた。
「ヌ?何か言ったかの?」
「ううん、何でもない…そろそろ帰ろうか、お兄ちゃんとお姉ちゃんが心配してそうだから」
「ウヌ。それにしてもよくあの2人が私達だけで出かけるのを許してくれたのう…」
「婚約だけど私がガッシュのお嫁さんになったからじゃないかな?」
「ウヌ?…良く分からぬが悪い奴が来たらコルルは私が守るのだ!」


一方その頃、魔界にある王の城の次に大きな城(ベルモンド家より大きい)・・・ブラゴの家。
「2人きりで出かけさせて良かったの?まだ文句を言うバカな連中がいるかもしれないわよ?」
「ガッシュの事はオレが認めたんだ。そんな奴等がいる訳が無い・・・いたとしても言う度胸も無い腰抜けばかりだ」
円形のテーブルに向かい合って座り、ブラゴは腕を組んで外の景色を眺めシェリーは紅茶を飲んでいる。
「それもそうね。それにしても本当にココの時と同じ…いえ、もっと酷かったわ」
「全くだ。うざってえクソ野郎共…何度ぶちのめしてもしつこくコルルに近付きやがって…」
「本当にバカな連中だったわ。私達は赤…ガッシュ以外との結婚を認めるつもりは無いのに」
つい赤い本の子と言いそうになって言い直し、紅茶を飲み干すシェリー。
「お前はガッシュを義弟にしたがっていたからな…」
「あら、貴方もでしょう?」
「フン…クソ野郎共にくれてやるよりはマシだと思っただけだ」
「まあそう言う事にしてあげるわ。でも恋敵2人には困ったわ…」
「解決策が見つかったから既に済んだ事だがな」
「ええ、本当に魔界が王政で良かったわ…」
シェリーは目を閉じて王妃問題が解決する数日前の事を思い浮かべた。

「いい加減にしやがれあのクソ野郎共!!弱えくせに数だけ多くてうぜえんだよ!!」
ブラゴの怒りの原因はコルルに言い寄る男共だ。勿論全て叩きのめしているがあまりにもしつこいのでストレスが溜まる一方だ。
シェリーと爺は巻き添えを食わないようにブラゴから離れている。

「ブラゴ様荒れておりますな…」
「ブラゴが怒るのも当然よ…連中の中には昔コルルをいじめていた奴等がいるんですって…」
「ココ様を馬鹿にしていた連中と同じですな…魔界にもああいう輩がいるのですか…」
シェリーにはブラゴの怒りが良く分かった。彼女の親友ココも大学に通い始めた途端に沢山の男に言い寄られた。
その男達の中にココが貧しいのを理由に馬鹿にしていた連中がいた事にシェリーは怒った。
「今のブラゴはあの時の私と同じ気持ちなのでしょうね…」
争い事なんて全く出来ない優しくて大人しいコルルはいじめられる度にブラゴに助けられていた。
そんなコルルが美しく成長した途端に男共の態度が一変し、言い寄って来るようになった。
「まあ、コルルがそれだけ魅力的なのはとても良い事よ」
「全く同感でございますな」
容姿性格共に良く、家事も得意、実家は金持ち、兄は王に次ぐ権力を持つ将軍…男共が寄ってくるのも頷ける。
「でも、財産と権力目当てなのが見え見えな奴が多いのもブラゴが怒る理由の一つよ」
「嘆かわしいですな…」
ブラゴはそんな連中を至近距離からのディオガ・グラビドンで何度も吹っ飛ばした事があった。
「この最低最悪の状況を解決する方法はただ一つ…コルルと赤い本の子を結婚させる事よ!」
「おお、確かに!…しかし当のコルル様は引っ込み思案な所がございますし、ガッシュ様は恋愛に全く興味が無いご様子…」
「お互い好意を持っているのは分かっているわ。だから私達で後押ししてあげるのよ」
シェリーは「近寄る奴は殺す」と言っているかのような怒りのオーラを漂わせているブラゴに歩み寄った。
「ブラゴ、話があるの。貴方の怒りを消す唯一の方法があるのだけど…」
シェリーが説明するうちに次第にブラゴからオーラが消えていった。

「……どう?あの子なら貴方も文句は無いでしょう?」
「お前はあいつを気に入っているからな…」
「貴方もでしょう?」
「フン…しかし何故そんな事を思いついた?」
「私とココ、貴方とコルル…親友と兄妹という違いはあるけど似たような立場だから…貴方の気持ちは良く分かるわ」
「そうだったな…」
「だから私達の妹を幸せにしてあげましょう、ブラゴ…」
「当然だ…」
2人のやり取りを離れて見ていた爺は微笑む。
「なら話は早い。早速ガッシュの所に行ってコルルを王妃にするか今ここで死ぬかどちらか選べと…」
「脅迫してどうするの!」
「ならばティオとパティを倒してガッシュを諦めさせ…」
「駄目よ!あの娘達に罪は無いわ!全く…どうして貴方はそう力任せなの!」
「チッ…ならお前は何か方法があるのか?」
「そ、それは…今考えている所よ」
シェリーは黙って考え込んでしまった。ブラゴも黙り腕を組んで考え込む。
(やはり御二人に恋のキューピッド役は無理がありましたか…しかし私が口を出す訳にもいきませんし…)
爺はさっきまでの微笑みが消え、すっかり固まってしまい2人に声もかけられない状態だ。
(何としてもコルルを王妃にしてあげたい…でも恋敵2人を何とかしないと…王妃?)
シェリーは自信に満ちた笑みを浮かべた。

「思いついたわ!魔界が王政だからこそ可能な方法よ!」
「随分自信があるようだな…言ってみろ」
「ええ。でも貴方にフランスの王や貴族について説明してからよ」
「何?」
シェリーは説明をしてから改めて方法を話した。
「確かに3人共王妃にしてしまえば全て解決するな…」
「赤い本の子のパートナーとDr・ナゾナゾも同じ事を思いついているでしょうね…」
清麿とナゾナゾ博士の頭脳と知識なら思いついていても全然不思議では無い。
「後はオレ達がガッシュをそれ以外の方法を選べない状況に追い込めばいいだけだ」
「ええ。でも流石に私達だけじゃ無理があるわ…」
「これ以外に方法が無いなら向こうから協力を要請してくるだろう…」
後日、予想通り清麿とナゾナゾ博士が訪ねて来て協力を要請された2人は快く引き受けた。

「…………シェリー!おい、シェリー!」「!?…ブ、ブラゴ?」
ブラゴの大声でシェリーは驚いて目を開け回想から現実に戻った。
「話の途中で寝るな」
「寝ていないわ。王妃が決まる前の事を思い出していただけよ」
「失礼いたします。コルル様とガッシュ様が帰って来られました」
部屋の扉をノックする音がして、爺とガッシュとコルルが入って来た。


「ただいま。お兄ちゃん、お姉ちゃん」
「お帰りなさい、2人共」
「ただいまなのだ。兄上殿、姉上殿」
「ブラゴでいい…その呼び方は止めろ」
「確かに私達姉弟になったけれど、今まで通りシェリーでいいわよ」
「ウヌ、分かったのだ」
ブラゴとシェリーは改めてガッシュが自分達の弟になった事実を心の中で喜んだ。
「それにしても、顔も性格も凶暴な兄が出来たガッシュが可哀想だわ」
「フン…性格ならお前の方が上だろうが」
そのままいつもの夫婦喧嘩に突入し黙って睨み合う。
「ウヌウ…止めなくても良いのかのう?」
「いつもの事でございますから…御二人の気が済むまで放って置くのが一番良いのです」
「ウヌ…」
「御二人は口喧嘩だけですので屋敷が破壊される事が無いのが幸いですな」
「それにすぐ仲直りするの。だからガッシュも早く慣れてね」
すっかり慣れている爺とコルルはオロオロするガッシュと違い落ち着いた様子だった。
「でも私達は離れていた方が良いの。ねえ、ガッシュ・・・」
「ヌ?」
「私の寝室に行きましょ・・・」
コルルはガッシュの耳元で囁いた。

ウヌ、今すぐ行くのだ」「きゃっ・・・」
ガッシュはコルルをお姫様だっこの体勢で抱き抱えた。コルルはガッシュの首にそっと手を回してしがみ付いた。
「では、案内を頼むのだ」「う、うん・・・」
顔を耳まで真っ赤にしたコルルの案内でガッシュは寝室に向かった。そんな2人を見たブラゴとシェリーは夫婦喧嘩をやめた。
シェリーは嬉しそうな顔になりブラゴの顔を見上げた。
「ねえ、ブラゴ…寝室に運んでくれないかしら?」
ブラゴは黙ってシェリーの腰に手を回して抱き抱えて……右肩に荷物のように担いだ。
「ちょっと、ブラゴ…」
腰だけを担がれ手足は宙ぶらりんにされた状態でブラゴを睨むシェリー。
「これは嫌か?」
「当たり前よ!降ろして!」
ブラゴはシェリーを肩から降ろし、シェリーに背中を向けてしゃがみ込んだ。
「乗れ」「嫌よ!」
速効で否定するシェリー。ブラゴは立ち上がって「何が不満なんだてめえは」と言いたそうな顔でシェリーの顔を見下ろす。
「貴方さっきの2人を見てて分からないの?」
「あんな風に運んで欲しかったのか?…それなら最初からそう言え」
「言わなくても分かって欲しいわ…まったく…」
やっと理解したブラゴはシェリーをお姫様だっこの体勢で抱き抱えて、自分達の寝室へ向かった。
(今日は食事の用意は必要無いかもしれませんな…)
一人部屋に残った爺はそう思った。


「着いたのだ」
「あ、ありがとう・・・」
寝室に着くとガッシュはコルルをベッドに降ろした。
「ガッシュ・・・服…脱ぐから・・・向こう向いてて・・・」
「ウヌ、私も脱ぐのだ」
言われた通りガッシュは向こうを向いて自分も服を脱ぎ始めた。
「ガッシュ、こっち向いていいよ・・・」
コルルは既に脱ぎ終わって向こうを向いて待っているガッシュに声をかけた。
「ヌオオ・・・凄いのだ・・・」
「あ、あんまり見つめないで・・・恥ずかしいよ・・・」
振り向いたガッシュは驚いてコルルの身体をじっと見つめる。
大きめの服の下に豊満なバスト、細いウェスト、丸みを帯びたヒップ、むちむちの太股、すらりと伸びた脚が隠れていたからだ。
恥ずかしさとガッシュの裸を見たせいでコルルはまた顔を赤らめる。
「コルル・・・」「あっ・・・」
ガッシュはコルルをベッドに優しく押し倒した。
「恥ずかしがらなくて良いのだ・・・お主はとても綺麗なのだ」
「ガッシュ・・・私・・・その・・・は、初めてだから・・・優しく・・・してね・・・」
「ウヌ、分かっておる。だからコルル・・・私に任せるのだ」
「うん・・・」
目を閉じたコルルにガッシュはキスをして、優しく抱き締めた。舌をコルルの口内に入れてディープキスに移行する。

「ん・・・んんっ・・・」
コルルは両手をガッシュの首に回してしがみ付く。2人の舌が絡み合い、とても長いキスをして唇を離した。
「はあっ・・・気持ち良かった・・・」
ガッシュはコルルが呼吸する度に上下する豊満な乳房を見つめている。それに気付いたコルルは顔を赤くする。
「オオ・・・やっぱり大きいのだ・・・それにとっても綺麗なのだ・・・」
「あっ、ありがとう・・・ガッシュ・・・」
「コルル、どうしてわざわざ大きめの服を着て隠しておったのだ?」
「だ、だって恥ずかしいから・・・でも、ガッシュになら見られてもいい・・・」
「コルル・・・嬉しいのだ」「あん、ガッシュ・・・」
ガッシュはコルルの乳房にそっと触れて優しく揉み始めた。
「柔らかくて温かいのだ・・・大きいから私の手からはみ出てしまうのだ・・・」「やっ、はんっ・・・」
コルルは恥ずかしくなり目を閉じて身体をよじった。ガッシュは桃色の蕾が硬くなっているのを見て口に含み吸い始めた。
「美味しいのだ・・・」「はっ・・・ああっ・・・」
音を立てて吸い、舌で転がし、甘噛みしながら左胸を揉んでから口と手の位置を変えて左右の胸を交互に愛撫する。
「気持ち良いのだ・・・」「ふあっ・・・あんっ・・・やんっ・・・」
ガッシュはコルルの胸の谷間に顔を埋めて頬擦りしたり乳房を両手で寄せてぱふぱふしたりする。
「良い匂いがしてとても落ち着くのだ・・・コルルのおっぱい大好きなのだ・・・」
「ガッシュ・・・嬉しい・・・」
コルルは胸の谷間に顔を埋めているガッシュの髪をいとおしそうに撫でる。

「おっぱいの次はここを気持ち良くしてあげるのだ」
ガッシュは体を起こしてコルルの脚をM字型に開き、濡れている秘所に顔を近づけて舐め始めた。
「やあっ、そんな所・・・舐めないで・・・汚いよぉ・・・」
コルルは脚を閉じようとするがガッシュの手がそれを防いだ。
「汚くなんかないのだ・・・」
「あっ・・・ふあっ・・・」
ガッシュはそう言って愛撫を続けると、コルルの秘所から愛液がさらに溢れ出す。
「凄く濡れているのだ・・・」
「やっ・・・あっ・・・」
恥ずかしさの余りコルルは顔を両手で覆い隠す。
「コルル・・・そろそろ良いかの?」
「いいよ・・・・来て・・・」
ガッシュは自分のモノをコルルの秘所の割れ目にゆっくりと入れ始めた。
「あっ・・・痛いっ・・・あうっ・・・」
目から大粒の涙を流しながらも痛みに耐えるコルル。ガッシュはゆっくり少しずつ挿入して全部入った後コルルを優しく抱き締めた。
「ガッシュ・・・」
「コルル、痛く無くしてあげるのだ・・・」
ガッシュは指でコルルの涙を拭ってからキスをした。
「んんっ・・・ふうっ・・・むう・・・」
すぐにディープキスに移行して乳首を指で挟んだまま乳房を揉み、腰や脚を撫でたりする。

「あ・・・くうんっ・・・」
ガッシュは暫くして唇を離して、右胸を揉みながら左乳首に口を含んで吸う。
「ガッシュ・・・ありがとう・・・もう痛くないから・・・」
「良かったのだ・・・じゃあ動いても良いかのう?」
「うん・・・」
ガッシュがゆっくりと腰を動かし始めると、コルルは快感を感じて喘ぎ声を出す。
「ああんっ、ガッシュ・・・もっと・・・して・・・」
コルルの声に刺激され、ガッシュの腰の動きが段々激しくなっていく。
「ふああっ!・・・あんっ・・・ああっ・・・」
突く度に揺れる豊満な乳房を揉むと喘ぎ声が大きくなり、膣内がガッシュのモノを締め付ける。
「ガッシュ・・・私・・・もうダメ・・・中に出して・・・いいから…」
「コルル・・・分かったのだ」
これを聞いたガッシュはコルルにキスをして、さらに激しく腰を動かした。
「ん、ううんっ・・・むうっ・・・」
ガッシュはコルルの腰に、コルルはガッシュの首に手を回してしっかりと抱き締め合った。
「んっ!んうう――!!」
コルルの中が収縮して締め付けが一層強くなり、ガッシュは絶頂を迎え射精した。


ガッシュが唇を離して目を開けると、肩で息をしながら恍惚の表情を浮かべているコルルが目に入った。
「コルル、大丈夫か?」
「う・・・うん・・・ガッシュ・・・」
「ウヌ?」
「これからもずっと一緒にいてね・・・私の…やさしい王様…」
「勿論なのだ!コルルは私がずっと守るのだ!!」
「ありがとう・・・」
コルルはそっと手を伸ばしてガッシュの頭を胸に抱き寄せた。豊満な乳房にガッシュの顔が埋まる。
「ガッシュ、このまま一緒に寝ましょう・・・」
コルルはガッシュの髪をいとおしそうに撫でる。
「ウヌ・・・お休みなのだ・・・」
「お休みなさい、ガッシュ・・・いい夢が見られるといいね・・・」
つながったままの状態で2人は心地良い眠りについた。


〜おまけ〜
「ワ―――凄い量だね!これみんなお菓子なの?」
「そうだよ、ティオ達がくれたんだよ」
キャンチョメの家に遊びに来たキッドはリボン付きの大量の箱に驚いて声を上げた。
「ティオは王妃様だし、パティとコルルはお金持ちだから沢山くれたんだよ!」
「そう言えば王妃問題解決してくれたのはキャンチョメだと思ってるんだよね・・・ガッシュも入れて4人共・・・」
「そうなんだよ〜僕の意見に皆が賛成した事になってるからね〜」
「だからキャンチョメだけお菓子沢山貰えたんだよね・・・いいなあ・・・」
「大丈夫だよ、皆にもちゃんと分けてあげるよ。いくら僕でも1人じゃ食べきれないよ・・・」
「本当!?」
「ウ・・・・ああ、本当さ!」
「今ウ・ソって言おうとしなかった?」
ジト目でキャンチョメを見るキッド。
「言ってない言ってない!で、でもガッシュも大変だよね〜ティオもパティも怒ると怖いしさ…」
キャンチョメは首を横にブンブン振って否定してから話題を変えた。
「そうだね〜コルルはいいけど義理のお兄さんがあのブラゴだもんね…」
「僕今でもブラゴは怖いよ…顔見たらもらしそうだし…何だかガッシュが可哀想になって来たよ…」
ガッシュを今の状況にしたメンバーなのに好き勝手な事を言う2人だった…。


終わり。

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